バフェットの銘柄選択術で紹介されている消費者独占型企業とは、下記のような基準を満たす企業です。
① 消費者独占力を持つと思われる製品、サービスがあるか
② 1株あたり利益(EPS)が増加基調にあるか
③ 多額の負債を抱えていないか
④ 株主資本利益率(ROE)は十分高いか
⑤ 自社株買いを継続してしているか
⑥ 内部留保利益を利益率の高い新規事業に再投資しているか
⑦ インフレを価格に転嫁できるか
具体的にはコカ・コーラ、ワシントンポスト、アメリカンエクスプレスなどです。
しかし、ワシントンポストなどのメディア企業は、インタネットの台頭で参入障壁が崩れてしまい、収益性の基盤が脅かされています。
消費者独占型企業といえども、永久にその収益性を保ち続けるわけではなく、社会の変化の影響を受ける存在であることは重要な示唆に富んでいます(これは私の感想です)。
消費者独占型企業 その2 につづく
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