金利の基本は変動金利です。金融機関が固定金利で融資を実行する際には、金利スワップを用いて変動金利と固定金利を交換します。
金利スワップとは、LIBOR(London InterBnak Offered Rate、国際金融市場の中心であるロンドンで有力銀行間で取り引きされる金利)とスワップ金利(固定金利)を交換することです。
ちなみに、東京市場で銀行間で取り引きされる金利は、TIBOR(Tokyo InterBnak Offered Rate)と呼ばれています。
金利を固定化するのに金利スワップを用いるため、固定金利で融資を受けた際には、繰上げ返済時や一括返済時に時価評価との差違が生じます。このため融資時の短期金利の水準よりも返済時の金利が低ければ、違約金が発生することになるのです。
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