不動産賃貸業経営について考える その1 のつづきです
最近では家賃の下落や滞納率の上昇のため、不動産賃貸業の経営は苦しくなってきています。これを受けてできるだけ出費を抑えるために家主自身が内装工事をする(いわゆるDIY)が流行しています。
そして、自主管理することで管理費を浮かすことが可能なのですが、経費削減を目的にしてDIYや自主管理に傾注するのは、いかがなものかと思います。
たしかに、不動産賃貸経営を全く理解していない家主さんが多いことに対するアンチテーゼとしては有意義な意見ですが、家主は会社の社長(もしくは個人商店の店主)であることを忘れてはいけません。
つまり、家主の最も重要な仕事は賃貸経営の大枠を考えることであり、思考能力を必要としない作業は他の人に任す方が望ましいと考えています。 家主の仕事は、不動産賃貸経営における戦略を練ることなのです。
不動産賃貸業経営について考える その3 につづく
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