キャッシュ管理を考える その2 のつづきです
一方、『 キャッシュフローの極大化 』の観点からは、毎月流入してくる現金を借入金の返済にあてることも選択枝のひとつとなりえます。これはいわゆる繰上げ返済で、キャッシュフローが増大するだけではなく利払いも減少します。
元金部分までも含めたキャッシュフロー増大額を、繰上げ返済金を分母として利回り計算すると、結構高利回りになります。もちろん借り入れ条件にもよりますが、融資期間が短期であればあるほど利回りは高い傾向にあります。
このように毎月流入してくる現金の処遇方法は、主に下記の2つのパターンに分類されると思います。
① ストックして流動性を確保する
② 借入金返済によってキャッシュフロー増大をはかる
キャッシュ管理を考える その4へつづく
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