日本国債暴落: 不動産所有者が採るべき対策 のつづきです
不動産を所有していない場合には逼迫度が低くなりますが、暴落期間中の所有資産の大幅な劣化は避けがたいです。これをある程度でも回避するためにはショート型の日本国債ETNが有効でしょう。
残念ながら、国内で購入することはできないですが、NYSE ArcaにはJGBS、JGBDという2本のETNが上場しています。このETNの問題点は、米国の証券会社に口座を開設する必要があることと、出来高が非常に小さい点です。
ランニングコストの点では、JGBSとJGBDがベストですが、米国での証券口座開設は敷居が高いという場合には、国内の投資信託(T&D 日本国債ベア)を各証券会社を通じて購入可能です。
但し、ショート型(空売り)投資信託なので、基準価格が漸減していくのが難点です。2013.3月現在で、基準価格は過去最低を更新中です。こういった点を考慮してもリスクヘッジの観点から余裕資金の中から購入しておくのも悪くないと思います。
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