対象者1に対する次なる手は? につづきです
ここまでで、対象者1に対しては本人と連帯保証人に対して合計6回(調停2回+訴訟1回×2名分)の裁判所への出廷要請が届きます。普通の感覚の持ち主には、これはなかなか堪えることでしょうね・・・。
必殺さんと電話で話していて最も印象深かったのは、督促はトランプのゲームと同じだとおっしゃられていたことです。つまり、いきなりエース(訴訟)の札を切ると後がないので、弱い札(調停)から小出しにして滞納者を追い込んでいくのが王道だそうです。
最近は、昔のような「オイ、コラッ!」式の督促は犯罪になるので、あくまで合法的に裁判の手続きを踏むことが要求されます。これは逆に私達のような一般人でも知識さえあれば簡単に督促できる環境になったことを意味します。
不動産投資理論や空室対策の各種ノウハウなどはもちろん重要ですが、プロの不動産経営者を目指すのなら裁判の知識やノウハウも知っておいて損はない強力な武器ではないかと感じます。
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