2013.4月中旬に国際商品市況が急落して、早1ヶ月が過ぎました。資源需給が急緩和に向かっているとの観測が一般的です。中国は自国内の不動産投機の抑制を最優先にしており、景気は二の次と考えているのです。
この商品市況の急落は、金・原油・銅とタイプが異なる代表的な商品市況が下落を主導しました。金の現物が急落したため、金鉱株も急落を演じています。
金鉱株といえば、バリック・ゴールド(ABX)やニューモント・マイニング(NEM)が代表的な銘柄です。これらの産金会社も金価格急落で業績悪化が嫌気されて株価が崩落しています。
日本の代表的な産金会社といえば、住友金属鉱山(5713)ですが、ABXやNEMほどの急落を演じていません。これは、同時期に円安が進行しているために円ベースでの下落幅が縮小していることと、他セクターの比重が高く、純粋な産金会社ではないことが原因だと思います。
ABXやNEMは最盛期の半値以下にまで下落しており、PER・
PBRとも割安になっています。最近の米国株高で購入機会を逸しているためドルを無駄に遊ばしているのですが、金鉱株が手頃な価格になってきたように感じており購入を検討しています。
金投資の方法 につづく
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