「社長さん!借金の返済額を99%カットする究極の一手、教えます!」では無担保負債の債務圧縮法について知ることができますが、「不動産で100億円の借金ができた私が、再びお金持ちになったワケ」では不動産などの有担保負債を詳述しています。
著者は、バブル期に不動産会社を親族から引き継ぎました。引き継いでまもなくするとバブルが崩壊して100億円を越える債務の返済を迫られます。
「社長さん!借金の返済額を99%カットする究極の一手、教えます!」の著者と同様に実体験をベースにしているので臨場感があります。不動産という有担保負債の債務圧縮の考え方を知るには本書が役立つと思います。
一般的には債務圧縮はモラルハザードと考えられがちですが、銀行もビジネスとして融資を行っているので債務者が一方的に悪というわけではないとのことです。
このあたりの意識改革(?)や、破綻しても復活するための手法などについて詳述しています。「破綻」など全く無縁だと思っている方でも、普段から万が一への対策を立てておくことは重要だと思います。
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