破綻を回避する方法 その7 のつづきです
復活のために資産の保全を目指す場合には、「差押え」に対する備えをしておく必要があります。差押えされそうな財産としては下記が挙げられます。
①の不動産ですが、債権者がまず狙うのは自宅と会社所在地の不動産です。所有者が債務者や連帯保証人であれば間違いなくすぐに差押えします。
しかし、それ以外の不動産の場合には、債権者がそれを見つけるのは容易ではありません。もし債権者が知らない不動産を所有しているのなら、そのままばれないことを期待して所有し続けるのも一法です。
しかし、そうは言ってもばれると終わりなので、債務者や連帯保証人以外の家族名義で所有する方が安全です。滞納する前の正常な状態のときから家族名義や別法人名義に所有しておけば、債権者が差押えすることは不可能となります。
破綻を回避する方法 その9 につづく
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