破綻を回避する方法 その8 のつづきです
ここで、復活のための拠点となる自宅の守り方を考えてみます。滞納している金融機関から自宅の融資も受けている場合には、残念ながら自宅を任意売却や競売から守ることは難しいです。それでは、残債の無い自宅の場合はどうでしょうか?
複数の金融機関から融資を受けている場合には、残債が無い自宅は金融機関同士の割合返済になります。従って、自宅売却金額の数分の一しか回収できないことが多く、金融機関にとってあまり旨味がありません。
したがって残債の無い自宅に限れば、連帯保証人でない家族との共有名義にしておくことや、一行だけではなく複数行から融資を受けている方が安全と思われます。
破綻を回避する方法 その10 につづく
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