ゲーム業界の栄枯盛衰に思う その2 のつづきです
ここまで、ゲーム業界の移り変わりについて概説しましたが、2000年代に入っての変化の激しさに驚くばかりです。現在、隆盛を極めている会社が、5年後に存在しない可能性も十分にありそうです。
このような業界に投資するのは、長期投資家の立場からは厳に慎むべきだと思います。長期的に収益を上げ続けることは非常に難しく、投資ではなくほとんど「投機」に近いと思うからです。
そして、ゲーム業界におこっていることは、実はプラットフォーム間の戦いだということにも気付かされました。任天堂・ソニー・D.N.A.・グリーなどは全て、グーグルのつくったandroidというプラットフォームの軍門に下りつつあります。
アップルやサムスンなども駆逐しつつあり、ある意味情報の世界での”ビックブラザー”になりつつあるあるグーグルは、現時点では堅い投資対象となりそうです。もちろん、そんなことは世界中の人が知っているので、株価も最高地点に到達しつつあります。
そんな、グーグルもフェイスブックやLINEの台頭を許しており、状況は流動的です。実は、管理人の投資選択基準にグーグルは合致します。しかしあまりに変化の激しい業界なので、怖くて様子を眺めているうちに資金を投入する機会を失いました。
いずれにせよ、この世界の覇者が誰になるのかは興味深々です。
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