全国賃貸住宅新聞の2013.8.12号に災害危険度の見極め方の連載がありました。今回は、緑道はかつて水路や河川だった場合が多いという記事でした。
住環境的にはプラスとされる緑道、遊歩道も防災的には危険信号とのことです。暗渠化された水路や河川である例が多いためだからです。元河川の場合には下水管を埋めて暗渠化しているので、破損を恐れて自動車通行を禁止している例が多いです。
車両通行禁止となっている場合には元河川と思っていいそうです。また、道路の形状にも注意が必要で、曲がりくねった道は元河川であった可能性が高いです。
植生では雑木林、畑は地盤が良好な目印です。特に境内に巨木のある古い寺社などがある場所は安定した地盤であることが多いです。住宅街でも樹木がよく生育しているところは安全と考えてよいそうです。
住み慣れた地域で新規に物件を購入する場合には余り必要の無い知識かも知れませんが、全く新しい地域で新規物件を購入する場合には有用な知識だと思いました。
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