今週は家族全員で香港に遊びに行ってきました。管理人は非常に旅行好きで学生時代から現在まで南極以外の全ての大陸の合計約60カ国を旅行した経験がありますが、今回も下記のような新しい気付きをいただきました。
感覚的にはほとんど日本と変わらないと感じました。都市国家なので住人の質が全体的に高く、東京を除く日本の平均よりも上なのでしょう。社会の躍動感や成長性なども含めて今まで訪れたことのある国の中でもトップファイブに入る洗練された国家でした。
さて、私がバックパッカーとして世界中を旅した20年前は、通貨の強さも含めて日本は世界でも傑出した存在だと感じたものです。しかしバブル崩壊後の失われた20年を経て、残念ながら日本は世界から取り残されてしまったようです。
特に円の購買力の低下を痛切に感じました。例えて言うならば超一流国家が、周囲が成長したため相対的には一流国家になってしまった感覚です。
一部の極めて高い能力の人以外は、生活の基盤を日本社会に依存しています。これは私たちの運命が日本社会に依存していることを意味します。したがって私たちのより良い未来のためにも、日本という国家が世界で繰り広げられている激烈な競争に勝ち抜く必要があると思いました。
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monnmonn (月曜日, 31 3月 2014 13:53)
いつも拝見させてもらっています。香港以外のトップファイブが気になったのですが、どこがよかったですか?
教えていただければ、幸いです。
zero-rich (月曜日, 31 3月 2014 22:42)
コメントありがとうございます!私は非日常を求めて旅をするので、渡航先はほぼ発展途上国です。したがって、カナダや英独仏ベネルクス諸国など香港以上に洗練されていると思われる国には行ったことがありません。このようなかなり偏った視点からのトップ5は、米国・シンガポール・イスラエル・オーストラリアです。ちなみに良かった国のトップ5は、チリ・トルコ・エジプト・スペイン・ジンバブエ(!)です。
monnmonn (水曜日, 02 4月 2014 20:18)
返信ありがとうございます。イスラエル、ジンバブエなどが良かったという情報は意外です。60か国も旅をされた方なので、また人とは違った視点で見ているのですね。ありがとうございました。