重要: 電力別の再稼動見込み のつづきです
しかし、北海道や九州電力は、いわゆる”どんつきの電力会社”です。この”どんつき”とは一番端にある電力会社という意味です(沖縄電力を除く)。例えば、北海道電力管内に売電することができるのは、事実上東北電力のみです。地理的な要因や人口密度の低さのため、競合が出にくいので原発が再稼動した暁には株主としては安心して見ていられる銘柄と言えます。
逆に、関西電力や東京電力は地理的に多くの電力会社と接しており、また人口が多い(=市場規模が大きい)のでガス会社や鉄鋼会社のような異業種からも参入されやすく、熾烈な草刈場となる可能性が高いです。
特に再稼動を見込めない原発を多数抱える関西電力の苦境は明らかで、ソフトバンクが北陸電力を買収して関西に殴り込みをかける計画をしていたと噂されるほどです。
結論的には2日前に書いたように、北海道電力が今最も”アツイ”電力会社ではないか?と思っています。もし北海道電力の株価がどんどん下がるようであれば、清水の舞台から飛び降りる覚悟で買い出動する必要があると考えています。
もちろん、虐殺的増資によって既存株主が踏み潰されるされる危険性は充分にありますが、株価が下落すればするほど北海道電力が生き残った際には果実を得ることができます。はやる気持ちを抑えながら、電力株の動向に注意を払い続けたいと思います。
※ 投資は自己責任で御願いします。
※ 2014.4.4時点で、管理人はまだ購入を開始していません。
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