ネオヒルズ族として一世を風靡した(?)フリーエージェントスタイルホールディングス代表取締役会長の与沢翼さんが26日に自身のフェイスブックで「資金が完全にショートしました」と、会社が破たん状態にあることを明かしました。
私も与沢さんのフェイスブックを拝見しましたが、案外さっぱりした風な印象を受けました。これまでの「金持ちキャラ」を演じることのプレッシャーから解放された様子が伺えます。
与沢さんの販売手法は「プロダクトローンチ」として知られています。本格的にその手法を日本に広めたのは与沢さんが最初で、その爆発的な販売力に熱心な信者が多数生まれたのだと思います。
しかし、「プロダクトローンチ」で販売する内容がネットビジネスの集客法だったことが、今回の破綻劇の遠因だったと思います。つまり、販売手法は間違っていなかったけど、ビジネスモデル(販売する商品)がネズミ講的だったので行き詰ってしまったのです。
しかし、今回の1件で一番驚いたのは、与沢さんが「朝日新聞」「アエラ」「週刊ダイヤモンド」で好意的に取り上げられていたことです。バラエティー番組はともかく、これらの権威ある紙媒体で好意的に取り上げられたことで、私の中では既存のマスコミに対する信頼感が一層低下しました。
取材能力の不足が根底にあるのでしょうが、既存の権威あるマスコミよりも、私たちのような一般人の方の感覚の方が正しいことが多いのでしょうね。
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monnmonn (火曜日, 29 4月 2014 17:58)
こんにちは。与沢さんは、本当にに破たんしたんでしょうか。私には、何か裏があるような気がしてならないのですが。
zero-rich (水曜日, 30 4月 2014 07:20)
コメントありがとうございます。破綻したことをアナウンスするメリットは無さそうなので、本当に破綻したのではないでしょうか。ただ、集客能力は高そうなので別の形で復活することは大いにありそうですね。