昨日の書評でご紹介した年収は「住むところ」で決まるでイノベーションを起こすことができる都市に居住することで、自分自身の年収も上がる可能性が高いことが報告されています。
では、日本においてはどの都市がイノベーションを起こす能力が高いのでしょうか?本書の中で推奨されている特許登録件数を都道府県別に調べてみました。
結果は、やはり東京都の一人勝ちでした。おおよそ全体の1/3の特許登録が東京都に住んでいる人によってなされているようです。その他には、大阪府・愛知県・神奈川県が続きます。おもしろいところでは茨城県もそこそこの数の特許登録者がいるようです。
都道府県別の年収は特許登録者数ほどの差は無いですが、それでも特許登録者数とほぼ相関しています。やはり、日本においてもイノベーションを起こす能力のある都市(=東京)に富が集中していそうです。
自分が注力する職種にもよるでしょうが、日本において年収や売上を上げるためには東京を目指すことを検討するべきなのかもしれません。
実は私もイノベーション産業に従事しています。リタイアしたら東京の都心3区(千代田区、中央区、港区)に移住しようと思っていましたが、考え方の順序が間違っているのかもしれません。
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