最近、物件決済などで実印を使用する場面が多いのですが、法人の実印の縁が少し内側に曲がっていることに気付きました。このままパキッと折れてしまったらどうしよう?と心配になりました。
現状では印影に大きな変化は無さそうですが、今後の対応について調べてみました。まず現状で選択肢は3つあるようです。
まず①ですが、新しく実印を作成して役所への届出だけなので、手続き的には簡単に終わるようです。ただし、銀行や証券会社に口座があるときや生命保険会社には、実印変更届けを提出する必要があるのでかなり面倒そうです。
ちなみに新しい実印に変更しても、それまでの契約で使用した旧実印は、契約時点で印鑑証明されているため、契約内容に一切影響はありません。
次に②ですが、”実印の修理” とは印鑑を新しく彫り直す事だそうです。表面を1mmほど削って彫り直します。このため修理後の実印(?)は、印鑑証明の印影と異なる可能性があります。
数は少ないですが、印縁の欠けの復元を売り物にしている業者も居ます。ただし、復元なので印鑑証明の印影と異なる可能性を否定できないようです。基本的にはあまりお勧めされる方法ではないようです。
最後に③ですが、これは”違法行為”となる可能性があるそうです。まともな印鑑業者はこのような仕事を請け負うことは無いそうです。またごく少数の請負業者も、運転免許証などの身分証明書の提出を要求しています。
以上から考えると、面倒ですが①の実印を変更するが最も望ましい選択肢のようです。しかし二度とこのような面倒な思いをしたくないので、できるだけ丈夫な材質の実印を作ろうと思いました。
調べてみると、チタン製の印鑑が最も丈夫なようです。デメリットは他の材質に比べて高額なことです。それでも”半永久的”に使用可能と言われると心が揺らぎます(笑)。
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