私は給与所得者でもあるのですが、現在の職場に約6年間お世話になっています。職場の環境は非常に良く、同僚にも恵まれているのですが、来年ぐらいに異動があるかもしれないことを小耳にはさみました。
現在の職場は、①自宅からの距離 ②待遇 ③やりがい で絶妙のバランスを保っていますが、新しい職場に異動となると①②の魅力が低下する可能性があります。
常々、私は「仕事はツールに過ぎず、人生そのものではない」と考えています。したがって新しい職場に異動になった場合には、「退職」という選択枝を採る可能性が高いです。
今まではやりがいを感じながら日々を過ごしていたので、経済的にはいつでもリタイアできる状態ではあったものの、真剣にアーリーリタイアについて考えたことが無かったです。
今回、異動の噂(笑)をきっかけに、アーリーリタイアについて真剣に考えるきっかけを得ました。アーリーリタイアというと、南の島でのんびり過ごすといった風景を想像しがちです。
しかし、40歳台前半でリタイアする場合には、子供の教育が最大のネックになることに気付きました。私はドメスティックな人間なので、子供を海外のボーディングスクールに送り込む選択枝はありません。
やはり生活の基盤は日本なので、子供のためには国内で最高峰の学歴をつけてやる義務があります。そうなると南の島でのんびりという選択枝は消滅します。
日本の社会で有利に物事を進めるには、未だに学歴がモノを言います(欧米諸国であっても学歴は必須)。そして最高学歴を取得するためには、都会で激烈な競争環境に放り込むことが最善の方法だと思います。
私の周囲のアーリーリタイアを達成した方は50歳台前半が多く、彼らの子供は既に成人しているので自由に生活基盤を海外に移すことが可能なようです。アーリーリタイアは思いのほかハードルが高そうです。。。
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南国の開業医 (木曜日, 02 10月 2014 16:30)
先生、リタイアする前に一度沖縄にいらしてください。
オフ会お願いします(笑、でもマジです)
zero-rich (木曜日, 02 10月 2014 21:17)
コメントありがとうございます。リタイアしても海外移住はせず、現住所でのんびり過ごすつもりです。誰かの歌にありましたが、バラ色の鎖に繋がれている気分です(笑)。