資金のアービトラージ戦略

 

先日、私は大型株を選好することをお話しましたが、単に黙って株式を持ち続けている訳ではありません。いや、外から見るとまさにその通りですが、一応頭の中では”アービトラージ”だと思っています。

 

 

アービトラージとは、同一の価値の商品に一時的な価格差(歪み)が生じた際、割高なほうを売り、割安なほうを買い、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得する取引です。

 

 

一般的には機関投資家などが行うリスクを低くしながら利ざやを稼ぐ際に利用する手法で、株価指数等の現物価格と先物価格を利用した取引などが代表例です。

 

 

通常のアービトラージでは同一の商品を対象にしますが、私の場合には不動産と株式を絡めた投資戦略です。具体的には普段の日銭(株式を購入する軍資金)は不動産からの賃料収入で稼ぎ出します。

 

 

不動産から得た賃料収入は、現金としてストックしていきます。一般的な大家さんや不動産投資家は賃料から生活費や遊興費を拠出するようですが、私的にはご法度な行動です。

 

 

こうして地道に積み上げた現金を、数年~10年に一度襲ってくる株式市場の暴落時まで温存します。そして千載一遇のレベルにまで暴落した大型の優良銘柄を底値で大量に買いまくるのです。

 

 

この手法の利点は株式の現物買い並みの安全性を担保しながら、巨大なレバレッジを(不動産融資ではありますが)かけているので、あたかも株式の先物買いをしているような大きなポジションを築けることです。

 

 

一見すると欠点の見当たらない投資方法ですが、実行できる方はほぼ皆無です。実際、この手法を実践している方は、自分以外ではまだお目にかかったことがありません。

 

 

この理由は、数年にも渡って自分の欲望を抑制してひたすら資金を積み上げる忍耐力(しつこさ)と、株式暴落時に思い切って飛び込む勇気(無鉄砲さ)を併せ持つ必要があるからだと考えています。

 


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コメント: 2
  • #1

    笠原慎太郎 (日曜日, 23 11月 2014 13:57)

    いつも有用な記事をありがとうございます。今回も秀逸ですね、参考にさせてもらいます。
    私の場合は自称「株と不動産のスイング投資」です。
    具体的には①元手(小規模共済掛け金+預金)を作る
    ②株を買う③株の利益で収益不動産購入④不動産売却後株を買う⑤株利益確定
    平成15年個別株式購入 15、16、17、18年と株式利益確定する
    平成18年区分マンション2戸購入 木造アパート2棟購入(不動産購入の為に株式全部売却)リーマンショックを偶然に回避
    平成21年鉄骨アパート1棟購入(平成21年土地等先行取得資産に該当)
    平成24年1月木造アパート2棟売却(長期譲渡所得、先行取得資産で利益圧縮)
    平成24年木造戸建て1戸購入 平成24年1月より再び株式を購入し始める
    平成25年5月株式大部分を売却して利益確定
    その後安値で株式買戻して現在に至る
    株の場合は事業の再生株、成長しそうな企業の株、高配当の安値放置株を適宜購入してします。

  • #2

    zero-rich (月曜日, 24 11月 2014 00:08)

    コメントありがとうございます。なるほど、株式と不動産のスイング投資ですか。私との究極的な相違点は、笠原さんは「現金」に重きを置き、私は「株式と不動産」に重きを置く といったところでしょうか?私の採る戦略以上に、相場観を含めたかなりの才能が必要そうですね。今後とも宜しくお願いいたします。

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