技術の進歩が目覚しく、10年前にはメジャーでなかったネットバンキングも、今ではサービスを提供していない金融機関を見つける方が難しいです。一般消費者向けでは100%に近い普及率ではないでしょうか。
しかし、ネットバンキングで社会生活が便利になる一方、ネットバンキングで利用するIDやパスワードなどの個人情報を盗み出すサイバー犯罪が増加しています。
これらのサイバー犯罪は私の理解を超えているものが多く、本格的に狙われたら完全には防ぎきれないと考えています。そこで、対策を考えてみたのですが、金融機関の姿勢がひとつの解決策になると思います。
ご存知の方が多いと思いますが、銀行を始めとする金融機関は、一部の先進的(?)な銀行を除いて、未だにメールでの情報のやり取りを行わないところがほとんどです。
また、法人の決算情報などをCD-Rなどの電子データで受け取ってもらえるところも少なく、社外との情報のやり取りは完全にアナログが主体のままです。
この理由は、メールや電子データではセキュリティの質を保てないからです。ネットバンキングを運営している銀行でさえ、セキュリティの質を確保することは難しいのです。
いわんや、私達素人がネットバンキングで100%の安全を確保することは不可能ではないでしょうか?そこで私は銀行にならって、メインの口座は通帳をメインにしてネットから切り離すことにしました。
10年以上前のアナログな状態に先祖がえりしていますが、安心感は何事にも代えられません。もちろん小額決済用の口座はネットに繋がっていますが、本体はアナログな場所に移しています。
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