一連のロシア・ルーブル危機の続きですが、日本円が本格的に下落し始めて政府・日銀のコントロール不能となった場合のシュミレーションを再考する必要性があることに気付きました。
と言うのは、私の金融資産のポートフォリオは日本株および日本円の比率がかなり多いため、現在のロシアの富裕層と同じ状況に追いやられる可能性が高いからです。
日本円暴落時には必然的に日本株も暴落すると思います。緩やかな通貨の下落に留まるのなら、日本株は通貨の減価分を吸収する時間的余裕がありますが、暴落時には連れ安する可能性が高いです。
そうなると底の抜けたバケツのような状況になるため、金融資産の時価総額は釣瓶落としのような状況に陥ることになります。私は信用取引をしていないので究極的には破綻することはありません。
しかし、暴落した日本株を購入する資金である日本円自体が暴落しているので、十分なバーゲンハンティングができないのです。ロシア人富裕層の動きはどちらかと言えば資産防衛です。
しかし、私は通貨暴落は資産拡大のチャンスだと考えていますので、必然的にロシア富裕層とは異なる動きをする必要があります。これには下記のような条件を満たす資産を確保する必要があります。
上記の3つの条件全てに該当する金融資産を、残念ながら私は知りません。ロシアの状況をつぶさに観察しつつ、妙案が無いかを考えていきたいと思います。
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