昨日の夕方ですが、貸家の管理会社から、今年の3月末で退去申込みが入ったとの連絡がありました。この貸家は、2013年8月に購入して、リフォーム後たったの3日で入居が決まった物件です。
尚、私は貸家であっても自分の時間を買うために管理会社を入れています。管理会社への報酬は「必ず募集の際には元付業者にすること」です。仲介手数料1ヶ月が入居期間中の管理料となります。
節税効果も含めると実質利回りが25%近くあったため喜んでいたのですが、1年半で退去となってしまいました。退去理由が就職なので仕方無いですが、居住性に問題があった可能性を否定しきれません。
私は、安価に購入した都心の廃屋を徹底的にリフォームして賃貸不動産として再生する戦略を採っています。しかし新築ではなくリフォームなので、どうしても保温性や防音性などの居住性に問題が残ります。
一応、今回の方は特に居住性に関してのクレームは無いとのことですが、もう一度アンケートを採ろうと思っています。やはり賃貸住宅の命は「居住性」ですから・・・。
さて、次の賃料ですが、今年の私の地域の市場動向をヒアリングしました。昨年がかなり悪かったようなので、今年は昨年よりは期待できるのでは?という意見でした。
それでは私の物件の賃料はどんな感じでしょうか?と訊いたところ「他に比較対象になる物件が無いので評価が難しいです」と言われてしまいました。ナンバーワンではないけどオンリーワンなんですね(笑)。
確かにこのエリアで似たような物件は見たことがありません。ではオンリーワンなら入れ食い状態の「ブルーオーシャン」を堪能しているに違いないと思われるでしょうが、実はそうではありません。
何故なら、そもそも一般に認知されていないので、存在自体がエンドユーザーの選択肢に入りにくいです。確かによく考えると私の物件の入居者は、クリエイター系の一風変わった方が多い気がします・・・。
オンリーワンになるのは比較的簡単ですが、賃貸不動産においてオンリーワン≠勝ち組 というわけではなさそうです。やはりある程度一般人にも周知される形態でないと大成功は難しいかもしれません。
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