私は自分の事業の経営判断や不動産・株式の投資判断について100%の決定権を持っています。ゼロから全てを築き上げたので当然と言えば当然なのですが、常に自信を持って判断しているわけではありません。
いや、むしろ常に複数の選択枝を決めあぐねて悩んでいると言った方が正確かもしれません。学校の試験と違って、実社会では”正解”はありません。最良の選択枝は結果を見るまで誰にも分らないのです。
経営判断や投資判断は結果に直結します。特に全くのゼロから富裕層に到達するほどの資産を築くためには、これらの判断をより正確に行っていく必要があります。
では、実際にこのような判断をどのようにして下せば良いのでしょうか?私のケースでは、困った時や判断に迷う時には、他人に相談することで解決しています。
「他人」と言っても全くの第三者は良くありません。身内もしくはかなり親しい知人や友人がベストです。この際に、これらの人たちが相談内容に精通していればベストですが、そうでなくても問題ありません。
何故なら、他人に相談するのはアドバイスや良い解決策を教えてもらうためではなく、相談することでごちゃごちゃだった自分の考えをまとめるためだからです。
他人に状況を詳しく説明して自分の考えを述べているうちに、頭の中で何となく経営判断・投資判断・解決策などが出来上がってくるのです。また、忘却の彼方にあった有用な記憶を思い出すこともあります。
したがって、私は少しでも判断に迷えばすぐに相談します。他人への相談を恥ずかしがることは一切無いと思います。ただし、相談相手からもらったアドバイスを100%鵜呑みにして採用することはありません。
最終判断はあくまでも自分で下す必要があります。相談はあくまでも自分の考えをまとめるために行うものであり、他人の判断に依存するわけではないのです。
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