昨日のブログで、書き忘れたことがあったのでご紹介します。私は金融資産に対しては超長期の逆張り投資家を自認しています。この観点からは、市況の良い現在は全く買場ではありません。
このため、私の中で現在は「絶対に買うべきではない時期」であり、これは「言うまでもない常識的なこと」という感覚でした。しかし、セミナー後の懇親会で「今は貯め時」が意外だという感想が多かったです。
1人の方だけなら私も気に留めないですが、結構な人数の方から言われたので私も少し驚きました。受講者の方は、高騰した物件を如何にして購入するのか?を考えても、貯めるという発想が無かったようです。
考えてみれば、不動産会社・ポータルサイトなども売買が成立してナンボの世界です。したがって、「現在は買い時ではないので、がんばって現金を貯めましょう!」とは口が裂けても言えないのでしょう。
声高に「今は貯め時」と主張する私が、結構珍しい存在だったようです。自分の常識が世間の非常識(?)だったという、興味深い体験をしました。
しかし、これだけ派手に資産価値が上昇している現状では、指をくわえてひたすら貯蓄に励むことが精神的に辛いことも理解できます。しかし、そこで誘惑に負ければ後で苦しむのは自分です。
今は、相場感を維持するために株価や物件価格の数字取得には励むものの、基本的には誘惑を負けずに地道にお金を貯めることに徹することが吉だと思います。
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