2015.7.20号の全国賃貸住宅新聞で興味深い記事がありました。「ネット上で不動産小口投資サービス」です。事業テナント用の土地活用を行うロジコムの子会社LCレンディングの記事です。
LCレンディングは、ソーシャルレンディングサービス「LC LENDING」を開始したそうです。ソーシャルレンディングとは、ネット上でお金を借りたい人と、貸したい人を結びつけるクラウドファンディングです。
米国株投資を行っている方にはニューヨーク証券取引所に上場したレンディング・クラブ(ティッカーシンボル:LC)でおなじみのサービスで、金融の世界では革命的なビジネスモデルと言われています。
ソーシャルレンディングは、お金を貸したい人とお金を借りたい人をウェブ上で直接結びつけるP2P(ピア・ツー・ピア)レンディングが代表的です。
今回のLC LENDINGはお金を借りたい人(=LCレンディング)をお金を貸したい人(=個人投資家)にネット上で(=LC LENDING)で結びつける仕組みです。
確かにソーシャルレンディングではありますが、これっていわゆる不動産私募ファンドではないのでしょうか(笑)。まぁ、「ソーシャルレンディング」という呼称を使用しているところが商売上手だと思います。
ただ、ソーシャルレンディングは(米国株の)株式投資家にとって常識的な知識ですが、日本の不動産投資家のほとんどは知らない呼称だと思います。
日本の不動産投資の世界では先進的(?)名称ではあるものの、ちょっと先走り過ぎて誰も着いて来れないかもしれないと思うのは私だけでしょうか?
※ 全国賃貸住宅新聞はかなりいい加減な記事が多いので、単に私が LC LENDING の記事を誤解しているだけかもしれません。
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