2015.8.3の全国賃貸住宅新聞で興味深い記事がありました。全賃オーナーの亀岡大郎氏と全賃新聞に頻回に広告を発注している会社社長との対談記事である「亀岡大郎のトップ対談」です。
亀岡大郎氏は大正15年生まれで、戦後日本の経済界を記者として生き抜いてきた方です。数多くの大企業の社長に取材したことを誇りにしているようです。
「亀岡大郎のトップ対談」では、毎回のように亀岡大郎氏がいかにすごい経営者と懇意であったのかを自慢する場面があって、年甲斐の無いヒトだなぁと思いながらも微笑ましいです(笑)。
そんなおちゃめな亀岡大郎氏ですが、今回は珍しく良いことをおっしゃられていたのでご紹介します。経営者に求められるスタイルは時代とともに変わるとのことです。
昭和30年ごろは労働争議の時代だったので腕っ節が強くないと経営者は務まりませんでした。昭和40年ごろは世界のマーケットの要請に応じる設備投資のための借金名人が経営者の鏡だったそうです。
そして、昭和50年になるとトップセールスで世界中に商品を売りまくるセールスの達人が経営者になりました。バブル後は大型M&Aを成功させる権謀術数に長けた策略家が花形でした。
そして、今の時代では財務などの専門知識に長けた経営の実務家が求められているとのことです。このように俯瞰すると、時代によって求められる経営者のスタイルはまるっきり異なることが分かります。
これは資産形成をする上でも示唆に富む内容ではないでしょうか?
コメントをお書きください
バーニィ (月曜日, 17 8月 2015 20:45)
品川では、ありがとうございました。
その後、ブログを読ませて頂いております。
ブログ等で発信されてる情報は資産形成のための視点、考え方としてとても勉強になっております。
30代前半の自分の、10年後の目標として後ろを追いかけさせていただければおもっております。
ブログ等応援しておりますので、またの機会によろしくお願い致します。
zero-rich (月曜日, 17 8月 2015 22:51)
コメントありがとうございます。品川では講演をご聴講いただき誠にありがとうございました。これからも資産形成できるよう一緒にがんばっていきましょう!