サブリースはなかなか上手く考えられており、知識の無い資産家から法律を盾に資産を収奪する絶好の手法です。新築マンションの登場人物には地主・建築会社・銀行の3者が登場します。
後の2者が前者の地主を喰い物にしており、後者は前者よりも絶対に損をしない仕組みになっています。しかし地主からは分かり辛いようで、ますます犠牲者(=サブリース利用者)が増加しています。
サブリース業者を使って新築マンションを建築した時点でほぼ負けが確定しているのですが、今回の特集で傷口を広げないように応戦する手法を解説していました。
もちろん、100%地主が負けのところを90%負けにする程度のことではありますが、全く何もしないよりはマシだと思います。そのうちでコレは!という記事がありました。
それは、家賃の減額請求が来たときに安易に印鑑を押さないことだそうです。印鑑を押さなければサブリース会社は調停を経て裁判を起こさなければなりません。
この場合、2~3年は戦わなくてはいけないので、サブリース会社にとっても大きな負担になります。したがって法的には弱者である地主側にも交渉の余地が出てくるのです。
サブリース会社から裁判を起こされそうになった場合に、初めて印鑑を押しても遅くはないそうです。このため、まずは印鑑を押さずにNOと言い続けることが重要です。
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