昨日の夕方に、懇意の不動産業者の方からメールが届きました。私がターゲットにしているエリアで350万円の廃屋が売りに出たとのことでした。今回の物件は電話でなくメールであるところがポイントです。
つまり、それほど急ぎの案件ではない(=それほどお買い得ではない)ということです。こちらから電話で物件の概要をヒアリングしましたが、物件の状態はかなり悪いようです。
25㎡程度の平屋ですが、屋根を葺き替えてユニットバスを入れるとコストが200万円くらいかかりそうです。そうなると現状では諸経費込みで600万円ちかくになってしまい投資妙味がありません。
これが200万円とはいわないまでも250万円ぐらいに価格交渉できればギリギリ合格ラインでしょうか?ただし、この場合でも物件単体の収益性はグロスで12-3%程度です。
まぁ、築古木造戸建の場合はグロス ≒ ネットなので、政令指定都市内の物件としてはそれほど悪い数字ではないのかもしれません。ぼちぼち物調して買い付けを入れるか否かを判断しようと思います。
それにしても、この業者さんの頭の中では「ボロ家・廃屋」=「私」という等式が成り立っているのは、我ながらちょっと苦笑です。この業者さんから紹介される物件は、このような物件が多いのです。
しかし、今回の物件のように350万円程度のモノは仲介手数料をあまり取れないため、通常の不動産業者さんはあまりまともに取り合いません。そんな面倒な物件を嫌な顔せずに紹介してくれるので感謝です。
やはり、自分の理想とする物件を取得するには、懇意の不動産業者さんの力が不可欠です。この業者さんに報いるためにも、取り合えず(低い価格ですが)買い付けは入れようと思います。
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