2015年

9月

17日

日本国債の格付け引き下げ

 

米国の大手格付会社であるスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、日本の長期国債の格付けを、21段階中で上から4番目の「AAマイナス」から「Aプラス」に1段階引き下げました。



S&Pの日本国債の格下げは2011年1月以来です。格付大手3社は米国のS&Pとムーディーズおよび英国のフィッチです。ムーディーズとフィッチも1年以内に日本国債の格付けを1段階引き下げています。



S&Pによる日本国債の格付けは中国や韓国と同等でしたが、今回の格下げで中国や韓国以下の格付になりました。格下げの理由としてアベノミクスが国債の信用力を回復させるのは難しい点などを挙げています。



今回の日本国債の格下げは、市場からもマスコミからもさほど大きな扱いを受けていません。リーマンショックで最後のトドメを刺されたために、今では一般人にさえも省みられなくなっています。



そもそも国の経済規模を無視してバランスシートにのみ着目して政府が発行する債券の評価を行うこと自体がナンセンスです。ギリシャなどの小国でさえも世界経済を揺り動かす影響を与えました。



ギリシャのような小国と比べると日本は圧倒的な経済大国です。その日本政府が発行する債券がデフォルトに陥った場合の世界経済に対する影響を予測することは不可能です。



まさに日本は大き過ぎて潰せない(too big to fail )のです。そうは言っても広義のデフォルトの発生は否定できません。広義のデフォルトとは、インフレや通貨安による「円価値の毀損」です。



現時点ではまだ資源安の追い風を受けているため、アベノミクスが成功する可能性は残されています。しかし、資源価格が高騰し始めると状況が一変します。



日本国民としてはもう少し通貨安が続くことを祈りつつ、資源高から制御不能なインフレの発生が不可避になった際の対策を今から打っておくべきだと思います。



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2015年

4月

28日

債券税制の抜け穴が塞がれる・・・

 

2016年1月から金融商品に関する税制改正が施行されます。これまで公社債等の譲渡益は原則非課税でした。しかし、2016年1月以降は、所得税15.315%+住民税5%の計20.315%が課税されることになります。

 

 

現行税制では、国内債券および外国債券の売却益は非課税です。債券の償還差益は雑所得として課税されるにも関わらず、売却益は非課税となっている点がポイントです。

 

 

具体的には債券を満期償還まで保有すれば課税されるにも関わらず、償還を待たずに売却すれば売却益は非課税なのです。この債券税制の抜け穴が大きな税制上のメリットを投資家にもたらしていました。

 

 

今回の税制改正では、債券の売却益は上場株式等との損益通算が可能となるほか、譲渡損失の3年間の繰越控除が可能となります。このため、一方的な課税強化とまでは言えないと思います。

 

 

しかし、償還まで待つことで理論的には国内債券投資で売却損が出ることはありません。やはり、今回の税制改正で多くの投資家はマイナス方向の影響を受けます。

 

 

これまでは満期償還前に売買する投資家が少なかったため、非課税という債券税制の盲点が放置されていたのだと思います。債券売買がメジャーになってきたため、税制の抜け穴が塞がれたのでしょう。

 

 

2013年からの円安の恩恵で米ドル建ての外国債券を保有している投資家の多くは含み益を抱えています(ブラジルレアルなど新興国通貨で運用している方は含み損を抱えている人が多いです)。

 

 

年内に債券を売却すれば非課税なので、米ドル建ての外国債券投資において大きな含み益を抱えている方は年内売却を検討することも検討するべきかもしれませんね。



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2015年

1月

20日

日本国債10年が0.1%台に突入!

 

今日は投資戦略関連の話題を書くつもりでしたが、お昼ごはんを食べている際に驚きのニュースを目にしました。なんと、東京円債市場で10年国債利回りが一時0.195%と0.2%を下回ったそうです。

 

 

しかし、世界的にみると実はもっとすごい国があります。そう、それはスイスです。1月15日のスイスショックの余波により、16日にスイスの10年国債利回りは史上初めてゼロを下回りマイナスとなりました。



私の常識では、長期金利の下限は”ゼロ”でした。しかし、スイスではマイナス金利がじりじりと長い年限にまで浸透しており、ついには10年国債の利回りまでマイナスとなりました。



そして、ドイツでは5年債利回りがマイナスとなっていますが、10年国債の利回りは0.44%です。日本では残存4年までの国債はマイナスとなっていますが、5年国債は0.001とかろうじてプラスです。



長期金利のマイナス化はないと考えていました(正確には金利がマイナスになるなど考えたことが無い)が、スイスによって私の常識が破壊されてしまいました。



こうなってくると、私の金利に関する知識では現在進行形の異常事態を理解することが不可能です。長期国債の空売りは、金利の下限がゼロだから「負けの無い戦い」だと思っていました。



しかし、スイスのマイナス金利によって、根底からこの戦略が間違っていることが証明されてしまいました。う~ん、世の中理解できないことが起こるものです・・・。



しかし現在起こっていることは事実ですが、異常事態であることには間違い無いと思います。一般的に極端過ぎることはメシの種になることが多いですが、今回はどう料理すれば良いのでしょうか?



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2014年

12月

13日

JGBDを購入できました!


先日、高値を更新する日本国債から利益を得るべく、NYSEに上場しているJGBDに再参戦することをご報告しました。先ほど確認したところ、12.11時点で15.50ドルで約定していました。



12.12の終値が15.51ドルだったようです。相変わらず非常に薄い板で、流動性の低さを再認識しました。日本国債に対して市場参加者の興味が低いことを伺わせます。



これでJGBDを合計400株所有していることになり、unit cost(平均取得価格)は16.56ドルで、443ドルの評価損です。しかし約80円/ドルで調達しているので、為替損益まで加味すると若干プラスのようです。



market value(時価評価)は6204ドルなので、日本円換算では73万円程度でしょうか。まだまだ小さな投資金額ですが、長期国債先物の動向を注視しながらナンピン買いを続けようと思います。



海外株式に投資する立場では種ゼニを準備する都合上、もう少し円高の状態が続いて欲しかったです。為替は水物なので、再び100円/ドルを割る展開も否定できませんが、しばらくは望めそうにありません。



再び1ドル2桁円台にまで円の価値が上昇するように、日本の国力が今よりもっと強くなれば良いのですが・・・。まぁ、こんな期待を抱いているようでは、投資家としてはまだまだ未熟と言わざるを得ません。



投資家たる者、相場の動きに期待するよりも、相場の現実に即した投資判断を行うべきですね。少し反省です。それにしても、海外株式で結果を出すことは日本株よりも難しい・・・。



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2014年

12月

11日

激高の日本国債から利益を得る方法

 

日本国債の高値が続いています。本日の長期国債先物も147.19円という、ありえないレベルの異常高値を維持しています。理論上の上限である160円まで指呼の間です。

 

 

最大の原因は日銀が市場から日本国債を吸い上げているためですが、このようなアノマリーが長期に渡って存在を許されるはずは無いと思っています。

 

 

しかし、残念ながら私のような個人投資家が異常高値の日本国債から利益を得る方法は限られているようです。私が思いついた方法は下記のごとくです。

 

  1. 長期国債先物の空売り
  2. JGBDへの投資
  3. 国債ベアファンドへの投資
  4. 銀行から長期固定金利で融資を受ける

 

 

①に関しては先日も報告したように国内ではIG証券のみです。しかしロットが巨額なため、1枚売るのに総取引金額147,200,000×維持証拠金率2%(÷レバレッジ50倍)=2,940,000円もの証拠金が必要です。

 

 

この場合、日本国債の1pip(=1銭=0.01円)当たりの損益額は10,000円となり、仮に1円高くなれば1,000,000円の損失を被ります。これでは怖くて長期のショートポジションの維持は不可能です。

 

 

②のJGBDは、ドルに両替する必要があります。私の海外株式の軍資金は1ドル80円台前半で調達しているので、新規の資金投入に関しては、今の為替水準では到底納得できません。

 

 

しかし、一応、手持ちのドル資金を用いて15.50ドルで指値しているのですが、2014.12.10現在ではまだ約定していないようです。今回の国債急騰劇で、私は購入することができるのでしょうか(笑)。

 

 

③の国債ベアファンドは、ことごとく償還期限が2016.3~7月になっています。つまりあと1年半ほどしか時間が無いので、それまでに日本国債が大きく崩れないと負けが確定してしまいます。

 

 

④は最も確実(?)ですが、残念ながら投資に値する物件がほぼ皆無です。私はたまたま太陽光発電の融資で無担保15年固定1.2%という驚くほど有利な融資を受けましたが、2匹目のドジョウは難しそうです。


 

いずれも確実性に欠けることが難点です。どなたか、激高の日本国債で利益を得る方法をご存知の方が居られましたら、是非私に教えてくださいね!

 

 

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2014年

12月

07日

JGBD参戦を検討中

 

先週末は、長期国債先物が147.32円という史上最高値を更新しました。ひまわり証券で日本国債CFDの取扱いが終わってから、日本国債(JGB)に対する投資意欲を失くしていました。



しかし、目も眩むようなJGBの高値を目の前にして、収益のニオイをぷんぷん感じるのです(笑)。過去に一度JGBDに参戦しましたが、未だに塩漬けで唯一のマイナス評価銘柄に甘んじています。



短期国債であれば日銀の抑えが利きますが、長期国債をいつまでも日銀が高値維持できるとは思えません。したがって、かなりリスキーではありますが、JGBの空売りポジションへの参戦を検討しているのです。



しかし、残念ながら国内でJGBの空売りに参戦する機会を提供しているのは現時点ではIG証券のみのようです。以前、IG証券の口座開設を検討しましたが、ロットが大きいため開設を断念したことがあります。



この手の空売りを行うにあたってロットが大きいことは致命傷となる危険性が高まるため、IG証券ではなく、ひまわり証券に口座を開設しました。しかし、業績低迷のためCFDの取扱いが強制終了されました。



したがって、現時点でJGBの空売りに参戦するにはNYSEで投資するしかありません。もっとも手軽な投資手段はやはりJGBDやJGBSへの投資です。両銘柄とも小型株のため流動性に乏しいことが欠点です。



しかし、これほどまでのJGBの高値は絶好の投資機会だと思います。リスクは高いですが、週明けのNYSEで思い切って投資を敢行するかもしれません。



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2014年

12月

02日

ムーディーズの格下げに市場は無反応

 

ムーディーズは1日、日本の政府債務格付をAa3からA1に1ノッチ格下げました。格下げの理由は財政赤字の中期的な削減目標の達成可能性などについて、不確実性が高まったためとしています。

 

 

これを受けての本日の東京市場ですが、債権市場・外国為替市場・株式市場ともほとんど動きがありませんでした。市場は完全にムーディーズの日本国債格下げニュースを無視しているようです。

 

 

一応、サプライズの格下げだったと報道されているようですが、実際の現場ではあまり重要視されていないようです。格付会社は、ムーディーズを含めて大手3社で世界の市場を牛耳っています。

 

 

しかし、米国のサブプライム問題で格付会社の評価が地に落ちて以来、私も格付会社の情報をほとんど見なくなりました。2002年の金融恐慌では、私も目を皿のようにして四季報の格付情報を確認していました。

 

 

当時の私は、投資対象企業の財務諸表さえ読むことのできないボンクラだったので、格付会社の情報を ” 御神託 ” と崇めていたのです。今にして思えばバカバカしい話ですね(笑)。

 

 

当時の格付会社は一民間企業にも関わらず、市場に対して ” 神 ” のようなオーラを発していました。かつてムーディーズが日本国債を格下げした際には、日本国政府がムーディーズに対して公開質問したほどです

 

 

日本国債の評価に関してはCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)を見る良いという話もありますが、CDS市場の参加者の数や種類が偏っているため、実情を正確に反映しているわけではありません。

 

 

何が正しいか分からない世の中ですが、少なくとも格付会社の市場に対する影響力はほどんと消失したように思えます。まぁ、一民間企業に市場を見渡すほどの能力があると思う方が間違っているのでしょうね。

 

 

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2014年

11月

27日

物価連動国債は有用なのか?

 

アベノミクス以降、円安が進みインフレ率がプラスに転じました。現在のインフレ傾向が景気拡大による ” 良いインフレ ” なのか、コストプッシュ型の ” 悪いインフレ ” なのかは議論のあるところです。

 

 

しかし、今後もインフレ傾向が続く可能性が高まっているため、私達もインフレ対策を考えていかなければならないと思います。インフレ対策としては、株や不動産が最もメジャーです。

 

 

しかし、株や不動産にはそれぞれ価格変動率の高さや換金性に乏しいなどの問題点があります。これらの商品の問題点を解決する手段として物価連動国債がクローズアップされています。

 

 

物価連動国債とは、インフレ率に応じて元金(額面金額)が変わる国債です。平成27年1月から個人向けも発されます。例えば額面100万円

分を購入して2%のインフレが10年続けば120万円が償還されます。

 

 

物価連動国債は確実なインフレ対策商品に思えますが、額面価格と発価格が異なるところがポイントです。発行価格はそのときの経済状況で決まり、直近の発価格は額面価格100円に対して約108円です。

 

 

この発価格は、約1.2%のインフレ率を見込んだ水準です。私たちは額面価格での購入となるため高値の債権を買わざるを得ず、かなり高いインフレ率とならない限り損失を計上してしまいます。

 

 

インフレ対応商品の選別は難しいのですが、週刊ダイヤモンド2014.11.22号の55ページに秀逸な表があったのでご紹介します。詳しくは週刊ダイヤモンドを精読してください。



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2014年

9月

01日

長期金利の下落続く

 

長期金利の下落(長期金利の高騰)が続いています。10年物最長期国債利回り(長期金利)は0.5%挟みの展開が続いています。人類史上類をみない低金利の攻防です。



これは、すでに2015年10月の消費税10%上げを織り込んだ金利である可能性があります。つまり、この低金利は景気の悪さの裏返しであり、来年の消費税10%上げにより更に景気が低迷する可能性が高いと債権市場のプレーヤー(=金融のプロ)は考えているのです。



少なくとも現在判明している政治・経済の材料からは、低金利と景気の低迷は続く可能性が高いということになります。このあたりの考え方を自分の資産経営に落とし込んでいる最中なのですが、予想することはなかなか難しいです。



今後1年程度は低金利が続く可能性が高いのであれば、株式や不動産の本格的な買場はまだまだ来ない可能性が高いです。もちろん不動産に関しては個別の条件も大きく影響するので、お宝物件がひょっこり出てくる可能性は否定できません。



しかし、マーケット全体としては少なくとも買場ではない可能性が高いです。では売場か?というと、私はどちらかと言えばそうだと考えています。実は現在、不動産ポートフォリオの組み換えを検討しています。



ターゲットの物件は、それほど収益性は高くはないものの単体で黒字を確保しており含み益(=売却益)も見込めます。懸念材料はまだ地価の下落が止まらないエリアであることと、RCですが築年数が25年超になっていることです。



買主サイドからは融資をぎりぎり30年引けるので、買い易い築年数ではあります。しかし8年間保有している割には売却益が十分とは言えず、また家賃相場的にはまだまだ戦える価格帯なのでもう少し所有し続ける選択肢も悪くありません。



更に長期固定金利なのでインフレ対応済みなことも悩みを深くしています(笑)。なかなか結論を出しにくいのですが、そろそろ決断しなければと思っています。



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2014年

7月

11日

初の日本国債マイナス金利

 

今朝の日経で興味深い記事がありました。

マイナス金利が日本波及 短期国債、欧州から飛び火

 

 

新発3カ月物の国庫短期証券(短期国債)の利回りが10日に、証券会社などの業者間取引で一時マイナス0.002%と、初のマイナスをつけました。

 

 

欧州中央銀行(ECB)が6月に導入した新たな金融緩和策の影響が、日本の市場にも波及してきたため欧州の資金が日本の短期市場に流れ込んできたとのことです。

 

 

6月5日にECBは、銀行の余剰資金を貸し出しに向かわせるも気的で金融機関がECBに預ける余剰資金に手数料を課す「マイナス金利」政策を決めました。

 

 

しかし実際には欧州域内の短期の国債市場に流れ、1カ月物の独短期国債の利回りはマイナスに転じました。更に長期金利にも低下圧力がかかっているようです。

 

 

私は国債の金利は0%が最低だと思っていました。この考え方を前提に国債のショートの理論的な上限を計算していますが、根本的に考え方を改める必要があるかもしれません。

 

 

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2014年

6月

29日

ショート型日本国債ETNが絶不調

 

昨日の余韻が冷めないうちに、現状の問題点を分析してみました。私はNYSEで米国株式に直接投資していますが、参入時期が良かったため、全体では+150%のパフォーマンスを挙げています。

 

 

しかし、詳細を確認すると大幅に負けている銘柄が少数ですが存在します。そのうちで最大の含み損を抱えているのが、JGBDです。JGBDは、ショート型の日本国債ETNでNYSE Arcaに上場しています。

 

 

この銘柄を購入したのは2013.4月の「黒田バズーカ」の直後でした。このとき、日本国債は人類史上の最高値を記録しています。このタイミングで参入したので、負けは無いだろうと思っていました。

 

 

しかし、ショート型の恐ろしいところは、ランニングコストが高いことです。常に市場でショートポジションを張り続けるため、国債市場が下落しないかぎり常に出血し続けているのです。

 

 

このため、JGBDは購入以来一度も水面上に顔を出すことなく、今日まで含み損を抱え続けています(笑)。まあ、これは当たり前のことなので、日本国債下落の保険と割り切って買い増しのタイミングを見計らっています。

 

 

日本市場が阿鼻叫喚の地獄絵図となることを待ち続けているようで感じ悪いですが、自分が生き残る手段と割り切って冷静さを保ち続けたいと思います・・・。

 

 

 

 

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2013年

12月

11日

或るオフショア銀行の投資信託

 

管理人は欧州のとある国のオフショア銀行に口座を所有しています。隔月周期でその銀行が運用する投資信託の運用方針や成績を記載したレポートが送られて来ます。

 

 

外国人から見たマーケットの状況を知るためにも興味深く拝読していたのですが、絶望的なほど運用者のセンスの無さを感じます。この銀行は5種類の投資信託を運用しており、それぞれ80%債権+20%現金~85%株式+債権15%型までの5段階に分かれています。

 

 

アクティブ運用なので、モロに運用者の手腕が成績に影響するのですが、1998年の設定~2013年11月現在までで、1位 80%債権+20%現金>>>5位 85%株式+債権15%型 という惨憺たる成績です。しかも1位のファンドでも15年間で+45%という低い成績です(インフレを考慮していないので実態はもっと低いです)。

 

 

何故このような醜い成績なのかというと、完全なマーケットの後追い方針のためだと睨んでいます。例えば、日本株のポートフォリオが2012年11月までは0%(!)でその他アジア株の比率が5%だったのですが、アベノミクス以降で日本株5%、その他アジア株2%となっています。

 

 

しかも2013年11月現在での”有望な投資先”で欧州60%、米国40%、日本40%、その他20%を最大値として投資する意向とのことです・・・。完全なマーケットのカモですね。

 

 

最近、別の意味でこのオフショア銀行のレポートを興味深く拝読しています。つまり、この銀行の投資信託の運用方針と逆のポジションを取るために読み込んでいます。投資信託の運用者とマーケットの状況を同じ見解で判断するとかなりアブナイ橋を渡っていることになるのです。

 

 

1998年の金融ビックバンの頃は、オフショア銀行の金融商品は輝いていました。しかし今になって思えば、あの頃は米国のIT革命前夜の特殊な状況だったことが好成績の要因だったようです。”海外ファンド”といっても実態はこの程度のものなので、株式投資はやはり自分の判断で行うべきだと思います。

 

 

 

 

 

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2013年

10月

20日

購買力を維持する方法

 

富裕層への扉? のつづきです

 

 

日本国債暴落が発生すると大幅な円安が起こり、大規模なキャピタルフライトが発生します。辺縁国のデフォルトでは外貨資産を所有する者が勝者となりました。

 

 

その教訓からは日本の場合にも外貨資産を所有していることがひとつの鍵となりうる可能性があります。しかし、今回は危機の規模が桁違いなので、すべてのタイミングで外貨資産が有効である可能性は高くないと考えます。

 

 

むしろ、経済危機発生当初は円高に振れる可能性さえあります。確かに外貨資産は危機に際して購買能力を維持する有効な方法だと思いますが、タイミングによってはむしろ日本円の現金の方が購買能力が高い可能性があるのです。

 

 

そして、ひとくちに外貨資産といっても米国債・独国債からFXや海外株式までいろいろな資産があります。仮に海外株式(ETF)で所有している場合には、日本国債暴落と一緒に下落している可能性もあるのです。

 

 

やはり、最も信頼できる購買能力の維持手段は米国債や独国債ではないかと考えます。通常これらに投資するには債権型の投資信託を通じてになります。

 

 

英語でのやりとりを厭わないのであれば、米国債に関しては直接購入することも可能です。興味のある方は黄金の扉を開ける賢者の海外投資術 究極の資産運用編を参照ください。

 

 

 

 

 

 

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2013年

10月

19日

富裕層への扉?

 

危機時に発生した事象 のつづきです

 

 

しかし、これまで述べてきたことはあくまでドラスティックな変化が発生している期間(3ヵ月~1年程度)にのみ該当する事象です。それより長期のスパンでみると違った風景が見えてきます。

 

 

日本には参考とするべき歴史など存在しないと言いましたが、もし過去の事例が参考になるのなら、極期は1年程度で収束することが多く、その後は通貨の切り下げの影響で株価が大幅に反転する傾向があります。

 

 

この場合、株式市場の絶好の買場が到来することになります。つまり、日本国債暴落があくまでも世界経済に大きな影響を与えないという仮定であれば、日本国債暴落の極期に購買能力を維持することが富裕層への扉を開く最大の鍵になるのです。

 

 

2009年からフォーブス誌の調査で世界一の大富豪といわれているメキシコのカルロス・スリムは、1982年のメキシコ債務危機の際に、国有化寸前まで売り込まれた株式を捨て値同然で大量に購入しました。

 

 

国家が破綻して阿鼻叫喚となったメキシコで、究極の逆張り戦略を敢行したカルロス・スリムは、メキシコ経済の復調と伴に世界の富豪の仲間入りをする礎を築いたのです。

 

 

ただし、日本ほどの経済規模を持った国が破綻したことは、近代では存在しないので、最近100年間で発生した多数のデフォルト事例が本当に参考になるかは誰にも分からないことだけは再度強調しておきたいと思います。

 

 

購買能力を維持する方法 につづく

 

 

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2013年

10月

18日

危機時に発生した事象

 

 

学ぶべき歴史など存在しない! のつづきです

 

 

直近だけでもリーマンショック・欧州債務危機・東日本大震災が発生しています。そして、いずれの場合にも高騰したモノがあります。それは米国債・日本国債・独国債です。

 

 

リーマンショックなどは、震源地が米国であるにも関わらず、米国債は世界中のマネーの受け皿になりました。危機時に最も必要とされるモノは”流動性”なのです。

 

 

”流動性”の枯渇は”破綻”を意味します。今までの危機時には世界中の膨大なマネーが潤沢な流動性を求めて米国債を始めとする日米独の国債市場に殺到してきました。

 

 

よく日本の国家破綻時の対策として、金(ゴールド)を始めとした貴金属の保有を推奨する方が居ますが、管理人の視点からはナンセンスに見えます。

 

 

特に国債暴落等のドラスティックな変化が進行する局面では貴金属や商品も一緒に暴落するケースが圧倒的に多いです。貴金属や商品程度の市場規模では、巨大なマネーの受け皿にはなり得ないのです。

 

 

したがって、日本国債暴落の局面では米国債や独国債にマネーが集中する可能性が高いと考えます。具体的には、世界中の株式・貴金属・商品市場は大暴落を演じる一方で、米国債および独国債が高騰すると予想しているのです。

 

 

富裕層への扉? につづく

 

 

 

 

 

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2013年

10月

17日

学ぶべき歴史など存在しない!

 

愚者は経験から学び、賢者は歴史に学ぶ? のつづきです

 

 

日本のような巨大な経済規模を持つ国の財政が破綻することは、アルゼンチン・ロシア・ジンバブエ等の経済的には辺縁国家の財政が破綻することと世界経済に対する影響力に差があり過ぎるのです。

 

 

よく、日本国債は需要の90%程度を国内で賄っているので暴落する可能性が低い言われます。破綻論者はレバレッジを掛けた国債先物売りの前では無力であるという論法を展開しています。

 

 

そして、国債保有者が日本人ばかりなので、実際に国債価格が暴落しても、ギリシア・イタリア・スペイン国債下落時のように外国政府が助け舟を出すことは無いと言われています。

 

 

しかし、日本国債のような巨大な市場がドラスティックに崩壊すると、世界経済に対する影響が大き過ぎて国際問題に発展することが必定です。このため好む好まざるに関わらず、日本国債暴落した場合にも外国政府は関与せざるを得ません。

 

 

リーマンブラザースのような2番手の投資銀行が破綻したときでさえ、世界経済に激震が走りました。日本国債が無秩序に暴落してデフォルトに至ると、無傷で居られる国など存在しないのです。

 

 

日本国債が本格的に暴落し始めると、IMFを通じて米国を中心とした外国が関与を強めるでしょう。ただし、この関与はわれわれ日本国民を”救済する”ことではなく、いかに日本国の破綻をソフトランディングさせて世界経済への影響を最小限に食い止めるかに主眼が置かれます。

 

 

このため無策で居ると、われわれ日本人が救われることはありえません。学ぶべき歴史は無く、暗中模索で対策を考えるしかないのですが、リーマンショックや欧州債務危機の際に発生した事象はある程度参考になると思ってよいでしょう。

 

 

危機時に発生した事象 につづく

 

 

 

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2013年

10月

16日

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ?

 

ピンチはチャンス!? のつづきです

 

 

2000年代に入ってから日本の財政危機が声高に叫ばれるようになりました。これに伴い、たくさんの”国家破産対策本”が出版されています。これらの国家破産対策本を見るとある一定のパターンの対策が述べられています。代表的な対策として下記が挙げられます。

 

 

  • 外貨資産を持つ
  • 固定金利で長期の借り入れを行う
  • 貴金属を購入する
  • 輸出関連の株式を購入する

 

 

たいていの国家破産対策は上記4つのどれか、もしくは2つ以上の組み合わせのパターンに納まります。いずれも過去の事例(アルゼンチン・ジンバブエ・ロシア等)に基づく対策です。

 

 

確かにドイツの鉄血宰相ビスマルクが言うように「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」は真理だと思いますが、アルゼンチン・ジンバブエ・ロシア等は日本の国家破産に際して学ぶべき”歴史”ではないと思います。

 

 

ハーバート大学のカーメン・M・ラインハートとケネス・ロゴフ教授の評価はビジネスインサイダー誌で学生にメッタ切りにされて地に落ちましたが、それでも国家は破綻する――金融危機の800年は国家破産研究の教科書だと思います。

 

 

その代表的な教科書である国家は破綻するにも、日本のような世界に冠たる経済大国の国債がデフォルトした事例の記載は皆無です。つまり、日本の参考になる”歴史”など存在しないのです。

 

 

学ぶべき歴史など存在しない! につづく

 

 

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2013年

10月

15日

ピンチはチャンス!?

 

日本国債暴落リスクの高まり のつづきです

 

 

一般的には日本国債暴落は極めて危険な状況ですが、管理人は資産を増やす絶好のチャンスと捉えています。ただし、これには下記に挙げる2つの前提条件をクリアしている必要があります。

 

 

  1. 相当量の日本円の現金+外貨資産を貯蓄している
  2. 危機的状況下においても継続的な収入の流れを確保できる

 

 

①は大幅に下落した優良資産を購入する軍資金となります。

②は会社経営・自営業者なら会社基盤の安定性、会社員なら雇用を確保できていることです。

 

 

管理人は2001年、2002年~2003年、2008年~2009年の3回のチャンスをモノにしてきました。しかし日本国債が暴落する局面では、この過去3回とは比較にならない大きさのチャンスと危険性が同居すると考えています。

 

 

過去3回の危機時には日本社会全体が危機的状況に至ることはありませんでした。しかし今回は国家財政が危機に瀕するので、一流企業の破綻や公務員の失業が続出する可能性が高いと考えます。

 

 

この危機を乗り切りつつ暴落した優良資産を購入することができれば富裕層への扉が開かれるでしょう。本当にドラスティックな日本国債暴落が発生するかどうかは”神のみぞ知る”ですが、今から準備をしておくに越したことはありません。

 

 

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ? につづく

 

 

 

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2013年

10月

14日

日本国債暴落リスクの高まり

 

管理人は、週刊 ダイヤモンドを毎週定期購読しています。3年一括購入しているので1冊あたり380円です。しかも土曜日に次週号が一足早く自宅に郵送されてくるので本屋さんに行く必要もありません。今回の特集は、日本国債の暴落リスクでした。

 

 

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2013年

10月

12日

最強の金融商品”変動10年”とは?

 

個人向け日本国債 のつづきです

 

 

昨日お話したように、固定3年・固定5年を選択する意味はあまり無いと思います。しかし変動10年に関しては極めて特殊な制度設計がなされているので、購入を検討する価値があると考えます。変動10年のメリットは下記のごとくです。

 

  1. 元本割れが無い
  2. 金利の下限が設定されている上に、変動なので金利上昇にも強い
  3. 投信に比べて、コストがかからない

 

 

①は、10年国債とは言うものの、1年経過すれば中途解約できます。通常の国債の場合、中途解約すればそのときの時価で評価されるので、価格が下落していれば元本割れが生じます。

 

 

しかし、個人向け国債変動10年は、解約時に直近2回分の税引き後の利息をペナルティとして支払えば元本を毀損することがありません。つまり1年経過すれば、どのタイミングで解約しても元本割れはしないのです。

 

 

②は、最低金利が0.05%と決まっているので、この金利を下回る低金利状態が続いても、最低金利は保証されます。一方、金利が上昇すると、半年ごとに金利が変更されるので、金利上昇にも対応できるのです。

 

 

金利の下限が保証され、かつ金利上昇の恩恵も得ることができる極めて有利な商品です。 ここまでの条件だけでも他に例を見ない極めて有利な商品設計なので、機関投資家に開放されれば申し込みが殺到すると言われています。

 

 

③は、投資家の負担するコストが実質ゼロです。国債を販売する金融機関は、国から0.5%の手数料を受け取りますが、投資家からは手数料を徴収しません。一方、日本国債を組み入れている投資信託は、平均で販売手数料が1%、信託報酬が0.5%程度かかります。

 

 

投資信託のパフォーマンスを下げる大きな要因は毎年の信託報酬なのですが、これが実質ゼロなのは投資家にとって非常に有利に働きます。

 

 

このように長期的な視点から見ても、個人向け国債変動10年は円建て資産の中では、国債下落(暴落)時も含めて最強の金融商品といえるのです。1年以上使い道の無い現金に関しては、個人向け国債変動10年を購入することがベストな選択枝だと思います。

 

 

 

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2013年

10月

11日

個人向け日本国債

 

融資を受けている銀行の定期預金 のつづきです

 

 

ブタ積している現金の貯蓄方法の主な候補を下記に再掲します。

  • ネット銀行の定期預金
  • 融資を受けている銀行の定期預金
  • 個人向け日本国債
  • 円建てMMF

 

 

次は個人向け日本国債です。個人向け日本国債の評価は、両極端に分かれている印象です。大雑把に言って、一流投資家と素人の評価は高く、そこそこ自分で資産運用しているが一流投資家の領域には至っていない方の評価は低い傾向にあります。

 

 

それぞれ下記のような理由により評価が分かれるものと推察します。

 

  • 一流投資家: 変動10年型国債に関しては、極めて投資家に有利な制度設計がなされており、損失を被るリスクが非常に低いと考えている

 

  • そこそこの投資家: 日本の財政は火の車であり、その日本国が発行する国債を購入することは非常に危険であると考えている

 

  • 素人: ”国債”なので日本国の保障がついており安全と考えている

 

 

各投資主体の間で、かくも大きな評価の違いを認めるのには、それなりの理由があります。この違いを理解するためには、まず「個人向け国債」の種類と商品特性を理解する必要があります。

 

 

個人向け国債は下記の3種類であり、商品構成が非常にシンプルです。

  • 固定3年
  • 固定5年
  • 変動10年

 

個人向け国債固定3年と固定5年は、満期まで金利が変わりません。3種類の個人向け国債はいずれも1年経過すれば中途解約できます。3種類の国債とも、ネット銀行の定期預金の金利を下回ることが多いので、金利面での優位性は高くないと考えます。

 

 

最強の金融商品”変動10年”とは? につづく

 

 

 

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2013年

10月

09日

ネット銀行の定期預金

 

ブタ積みしている現金をどうする? のつづきです

 

 

さて、下記条件を満たす貯蓄方法を模索していますが、なかなかしっくりくる手段を見つけられずにいます。

 

  1. 流動性がある
  2. 容易にアクセスできない
  3. コストが掛からない

 

一応、候補は複数ありますが、ぞれぞれ一長一短です。

 

  • ネット銀行の定期預金
  • 融資を受けている銀行の定期預金
  • 個人向け日本国債
  • 円建てMMF

 

まずネット銀行の定期預金ですが、使い勝手の良さは頭一つ抜けている印象です。金利の高さは既存の銀行よりも有利ですが、そもそも円での運用なのでほぼゼロに近いといっても過言ではありません。

 

 

一応、2013.10月現在で管理人が最もお勧めのネット銀行の定期預金は下記です。もともと新生銀行の2週間満期預金の金利は0.2%でしたが、最近になって0.15%に引き下げられました。

 

  1. 東京スター銀行のスターワン1週間定期(金利0.2%)
  2. 新生銀行の2週間満期預金(金利0.15%)

 

 

新生銀行の場合、2週間満期預金に100万円以上預け入れしていると、ゴールドステージとなり月間5件まで振込手数料が無料となります。フルに利用すると300円×5回=1500円分の手数料が節約できます。

 

 

仮にインフレが発生しても、1ヶ月未満の定期預金なら理論的に負けることは考えにくいので、資産防衛を第一に考えるのならネット銀行の定期預金は悪くない選択枝だと思います。

 

 

融資を受けている銀行の定期預金 につづく

 

 

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2013年

10月

08日

ブタ積みしている現金をどうする?

 

昨日もお話しましたが、現時点で購入できる対象資産が何も無いので、月々流入してくるCFをそのまま放置しています。一応、貯蓄用の口座に移してはいるのですが、普通預金のままなのです。

 

 

「貯蓄用口座からは投資以外では何があっても引き出さない」というルールを守ってはいますが、すぐにアクセスできるので何となく気持ち悪いのです。

 

 

容易にはアクセスできない現金の貯蓄方法を最近検討しています。条件としては下記を満たすものです。

 

  1. 流動性がある
  2. 容易にアクセスできない
  3. コストが掛からない

 

 

1と2は完全に相反する条件ですが、どの程度までお互いを許容するかがポイントだと思います。つまり、「真剣にその気になれば引き出し可能であるが、手間がかかるので安易な気持ちでは引き出そうという気になれない」というのが理想だと思っています。

 

 

ネット銀行の定期預金 につづく

 

 

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2013年

4月

20日

書評: 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル

 

海外投資を楽しむ会(AIC)の 橘 玲 さんの書籍です。

2001年ごろに出会ったAICの”ゴミ本”が、管理人に海外投資のきっかけを作ってくれました。

 

 

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2013年

4月

09日

CFDを用いた長期国債先物取引の懸案事項

 

CFDを用いれば税制面でのおまけもついてきます のつづきです

 

 

ここまで、CFDを用いた長期国債先物のショートポジションが現時点ではおいしい取引である可能性が高いということを述べてきましたが、下記のごとくの懸案事項もあります。

 

 

  1. 証券会社がCFDの取り扱いを中止する可能性
  2. 長期国債先物価格の上限が160円を越える可能性

 

 

①は実際に頻発しています。管理人はもともとCMCマーケッツに口座を開いてCFDをトレードしていました。しかし、昨年秋に日本から撤退しています。また、他社も続々とCFDの取り扱いを中止しており、ひまわり証券とIG証券のみが残っている状況です。

 

 

②に関しては、現時点で理論値とかなり乖離しています。乖離の方向は理論値よりも低い価格なので金利が0%になっても160円よりも低い価格に落ち着きそうです。しかし、どこにも価格の上限が160円とは明記されていないので注意と考えています。

 

 

 

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2013年

4月

08日

CFDを用いれば、税制面でのおまけもついてきます

 

なぜ、現在の長期国債先物のショートポジションが「フリーランチ」なのか? その2 のつづきです  

 

 

2012年1月からの税制改正の影響で、CFDでの取り引きは非常に有利になりました。それまで総合課税だったのですが、20%の分離課税に変更されたのです。

 

 

更に3年間の損失の繰越が認められたため、現在の145円という高値が3年以上維持されなければ勝てるという特典までついています。 それまでは単年度でしか損失を通算できなかったのですが、翌年に繰越できるのは非常に大きな税務上の節税効果があります。

 

 

以上をまとめると、下記のごとくになります。

① 長期国債先物に関しては理論上は価格に上限がある

② 国債価格が暴騰している

③ 3年間の損失の繰越が認められた

 

 

この状況で長期国債先物を空売りすることはローリスク・ハイリターンであり、まさに「フリーランチ」  だと思うのは管理人だけでしょうか?

 

 

※ 投資の判断は自己責任でお願いいたします。

  

 

 CFDを用いた長期国債先物取引の懸案事項 につづく

 

 

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2013年

4月

07日

なぜ、現在の長期国債先物のショートポジションが「フリーランチ」なのか? その2

 

なぜ、現在の長期国債先物のショートポジションが「フリーランチ」なのか? その1 のつづきです  

 

 

空売りする際には現在価格が高ければ高いほど、大きな利益を得ることができます。145円で長期国債先物を空売りした場合には、最大損失は160円、最大利益は0円(日本国のデフォルト宣言)の時に実現されます。

 

 

現実的に長期国債先物価格が150円まで上昇するケース(金利0.4%程度)は、よほどの大事件が発生しない限りは考えにくいです。私が現在の長期国債先物のショートポジションが「フリーランチ」だと考える理由は、損失と利益のバランスが大きく利益側に傾いていると判断しているからです。

 

 

基本的に空売りは損失が青天井に拡大するのでリスクが大きいのですが、① 長期国債先物に関しては理論上は価格に上限があるので、② 国債価格が暴騰している状況 での空売りは、ローリスク・ハイリターンな投資なのです。 

 

 

※ 投資の判断は自己責任でお願いいたします。

 

 

CFDを用いれば、税制面でのおまけもついてきます につづく

 

 

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2013年

4月

06日

なぜ、現在の長期国債先物のショートポジションが「フリーランチ」なのか? その1

 

CFDで長期国債先物の空売りに参戦しました! のつづきです

 

 

例えば株式の空売りでは株価に上限はないので、予想に反して株価が上昇したときに損失が青天井に拡大します。これが売りから入る信用取引が「キケン」といわれる原因です。

 

 

しかし、長期国債先物の場合には株式と異なり、理論上の価格の上限が160円です。この理由は長期国債の金利がマイナスになることは無いので、最低金利である0%のときの国債価格が上限になります。そして金利0%のときの国債価格が160円なのです。

 

 

つまり、長期国債先物では売りから入っても損失が青天井に拡大することはなく、160円という行き止まりがあるので安心して(?)空売りできるのです。

 

 

※ 投資の判断は自己責任でお願いいたします。

 

 

なぜ、現在の長期国債先物のショートポジションが「フリーランチ」なのか? その2 につづく

 

 

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2013年

4月

05日

CFDで長期国債先物の空売りに参戦しました!

 

先日、長期国債先物が史上最高値を更新したことを受けて、NYSE ArchでJGBDの購入を開始したことを記事にしましたが、昨日は黒田日銀総裁のサプライズ会見でした。 この結果を受けて、長期金利が人類史上最低である0.425%(長期国債先物は史上最高値を更新)を記録しました。

 

 

絶妙のタイミングでひまわり証券のCFD口座に資金を充填できたので、さっそく長期国債先物を146.1円×1000枚(倍率100倍)ほど空売りしてみました(たった半日で1461万円のショートポジションです!)。細かい理屈はHPに記載していますので、参照いただければ幸いです。

 

 

理論上は、長期国債先物の上限は160円なので、2013.4.4現在で、あと14円に迫っています。つまり低レバレッジ(5~10倍)で数年を越える長期のポジションを保持するのなら、理論上は負けが無いトレードになるのです。

 

 

一般的にCFDで長期のポジションを保持するということは、狂気の沙汰だと思われています。したがって私が行おうとしている戦略を選択する投資家はほとんど居ないでしょうが、現在の長期国債先物の価格(146円)でショートポジションを保持することは、「フリーランチ」である可能性が高いと考えます。

 

 

なぜ、現在の長期国債先物のショートポジションが「フリーランチ」なのか? につづく

 

 

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2013年

3月

28日

JGBDに参戦しました!

 

昨日の長期国債先物は145.96円で、史上最高値を更新しました。目も眩むばかりの高値ですね。欧州信用不安や来年から実施される消費税へのマーケットへの厳しい見方がベースになっているようです。

 

 

管理人はこのように極端なチャートをみると、ムクムクと戦闘意欲が湧いてきます。長期国債先物は利率0%が最高値となり、理論上は160円になります。つまり、あと14円程度で天井に到達するのです。

 

 

短期的にはまだ上値があるかもしれませんが、さすがに長期的にこの価格を維持できるとは考えにくいです。そこで、以前から検討していたように未明のNYSE ArcaでJGBDを $17.60 で 100 unit 購入しました。10%の下落幅でJGBDを買い増ししていこうと思っています。

 

 

あと、日本国債先物のCFDにも参戦予定です。昨年末にCMCマーケッツが日本を撤退したため、取り扱っている会社がIG証券とひまわり証券のみです。CFDは取り扱い業者が不安定なので長期保有には向かないですが、国債下落局面の予行演習は行っておくべきだと思います。

 

 

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2013年

3月

13日

日本国債暴落: 金融資産を所有している場合に採るべき対策

 

日本国債暴落: 不動産所有者が採るべき対策 のつづきです

 

 

不動産を所有していない場合には逼迫度が低くなりますが、暴落期間中の所有資産の大幅な劣化は避けがたいです。これをある程度でも回避するためにはショート型の日本国債ETNが有効でしょう。

 

 

残念ながら、国内で購入することはできないですが、NYSE ArcaにはJGBS、JGBDという2本のETNが上場しています。このETNの問題点は、米国の証券会社に口座を開設する必要があることと、出来高が非常に小さい点です。

 

 

ランニングコストの点では、JGBSとJGBDがベストですが、米国での証券口座開設は敷居が高いという場合には、国内の投資信託(T&D 日本国債ベア)を各証券会社を通じて購入可能です。

 

 

但し、ショート型(空売り)投資信託なので、基準価格が漸減していくのが難点です。2013.3月現在で、基準価格は過去最低を更新中です。こういった点を考慮してもリスクヘッジの観点から余裕資金の中から購入しておくのも悪くないと思います。

 

 

 

 

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2013年

3月

12日

日本国債暴落: 不動産所有者が採るべき対策

 

日本国債の暴落に備える方法 のつづきです

 

 

国債市場はあまりにも巨大なので、一旦暴落し始めるとあらゆる分野に甚大な悪影響を及ぼします。日本国内に居る限り国債暴落の悪影響を避けることはできないですが、個人的な破綻を回避するためにできるかぎりの準備をしておく必要があると思います。

 

 

不動産経営者であれば国債暴落に対処する最も有効な方法は、可能なかぎり早い時期に期間10年程度の長期固定に変更することです。変動金利から固定金利へは比較的容易に変更可能です。

 

 

2013.3月現在の状況では、借主の信用力にもよりますが変動金利と10年固定金利の差(スプレッド)が1%を切っている金融機関が多いです。

 

 

日本国債暴落: 金融資産を所有している場合に採るべき対策 につづく

 

 

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2013年

3月

11日

日本国債暴落に備える方法

 

長期金利が更に低下しており、国債市場は高値安定を続けています。しかし、安倍政権の推し進める金融緩和が本格化すると、国債価格の下落は避けがたいと思います。

 

 

適度な下落(長期金利の適度な上昇)であれば、日本経済にとっても良い影響を及ぼしますが、インフレのコントロールが不能な事態に陥ると、ほとんどの金融商品や不動産は大打撃を被ります。

 

 

これは不動産で融資を受けている方には、深刻な状況をもたらします。インフレが発生する前に長期固定に借り替えていれば影響を最小限に留めることも可能ですが、経済状況の変化に気付いた時には金利が大幅に上昇していることが常です。

 

 

日本国債暴落: 不動産所有者の採るべき対策は? につづく

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2012年

11月

17日

日本国債暴落説を考える その6 

 

日本国債暴落説を考える その5 のつづきです

 

 

米国のNYSE Arcaに上場しているJGBS、JGBDは、日本国債暴落への備えとして有望な選択肢のひとつと考えます。これらは日本国債のショートETNで、日本国債の価格が下落すると、反対に価格が上昇します。

 

 

JGBSは1倍ですが、JGBDは3倍のレバレッジが掛かっています。これらの問題点としては下記が挙げられます。

 

 

  • 上場して間もないので、出来高が非常に少ない
  • ETFではなくETNであるため、発行体(この場合Powershares)の信用力を確認する必要がある
  • ショートするのに経費が掛かるため、資産価値が暫減していく
  • 指数と乖離しやすい

 

 

一般的に、ショートETNやレバレッジETNは長期保有するには適さない投資対象です。あくまで日本国債が下落する予兆があったときの保険的な使用が望ましいと考えます。

 

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2012年

11月

16日

日本国債暴落説を考える その5

 

日本国債暴落説を考える その4 のつづきです

 

 

日本国債は、国内にある全ての金融資産の大元になる商品です。この日本国債の価格が暴落するということは、国家としての体裁を保つことが難しくなっていることを示します。

 

 

つまり、ほとんどの円建ての資産は、国債価格の下落に引きずられて下落することが予想されます。このことから国債暴落時に資産を保つ有効な方法として、外貨建ての資産を所有しておくことが選択肢として検討されます。

 

 

少なくとも国内の金融機関は危機的な状況に陥っていることが予想されるので、外貨建ての資産は海外の金融機関で所有しておく必要があります。

 

 

しかし、世界中の経済が連動しているので、単純に海外の金融機関で外貨建ての資産を所有すればよいというものではありません。

 

 

中国に抜かれたとはいえ、世界第三位の経済大国が経済的に大混乱するということは、世界中に大きな負の影響を及ぼすからです。

 

 

日本国債暴落説を考える その6 につづく

 

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2012年

11月

15日

日本国債暴落説を考える その4

 

日本国債暴落説を考える その3 のつづきです

 

 

今すぐ日本国債が暴落する可能性は低そうですが、 財政悪化に歯止めが掛からないため、リスクが上昇しつづけていることには変わりありません。

 

 

それでは、急激な国債価格の下落(利回りの急上昇)が発生した場合には、実際にはどのようなことがおこるのでしょうか?下記の書籍は、史実に基づいたドイツでの事例を詳述した良書です。

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2012年

11月

14日

日本国債暴落説を考える その3

 

日本国債暴落説を考える その2 のつづきです 

 

 

実際に財政危機に陥る国は、国家債務の総額がほぼそのまま純債務というケースが圧倒的に多いです。バランスシートの右半分しかみていないと、現状を見誤ってしまいます。つまり、日本の国家財政が直ちに破綻することはないのです。

 

 

今、日本が消去法的に買われている理由もそこにあります。ユーロ危機、米国財政の崖、中国など新興国のバブル崩壊などの世界中で問題になっている経済危機の火種に比べれば、今の日本はまだ安定しているとみなされているのです。

 

 

国家破綻の名書に、『国家は破綻する』があります。この書籍は、過去800年に及ぶ世界中の膨大な資料を分析した結果から導き出される国家破綻の現実を理詰めで詳述しています。国家破綻について真剣に研究しようと思う方に、最もお勧めの書籍です。

 

 

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2012年

11月

12日

日本国債暴落説を考える その2

 

日本国債暴落説を考える その1 のつづきです

 

 

当初、財務当局は国家財政破綻説に眉をひそめていたでのすが、2007年頃からはマスコミや御用学者を使って積極的に財政危機のキャンペーンを開始しました。財務当局自らが、財政破綻の懸念を宣伝しているのです。

 

 

もちろん、GDPの2倍超に積み上がった累積債務を返済することは不可能です。しかし、累積債務を直ちに全額返済する必要はありません。しかも、長期金利は過去10年の間、一貫して下がり続けているので、国債を借り換えするたびに金利負担が減っているのです。

 

 

財政破綻する国というのは、借り換えるたびに金利が上がり、そのうち利息を払えなくなります。しかし、日本は膨大な対外純資産を保有しているため、債務と資産の差し引きの純負債額は圧倒的に少ないのです。

 

 

日本国債暴落説を考える その3 へつづく

 

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2012年

11月

11日

日本国債暴落説を考える その1

 

遂に、2012年度末に1000兆円の大台乗せをしてしまいそうな見通しです。 2000年代にはいってから日本国債暴落説がささやかれるようになりましたが、少し現実味がでてきたように思います。

 

 

当初は、一部の資産コンサルタント系の方が、センセーショナルに日本の財政破綻を主張するだけでした。都合の良い数字だけを並べて日本国債暴落説をまくしたてていたので、識者は誰も相手にしていませんでした。

 

 

当たり前のことなのですが、日本国債が暴落することはなく、むしろ高騰して高値安定の状態が10年間続いています。為替も円安になるどころか、円高がすっかり定着しています。

 

 

日本国債暴落説を考える その2 につづく

 

 

 

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