2016年

2月

20日

世代間格差から逃げ切れるか?

 

今週号の週刊ダイヤモンドの特集は、逃げ切り世代逃げ切り世代 駆け込みセーフは何歳まで?でした。私は週刊ダイヤモンドを定期購読していますが、いつもながらキャッチーなタイトルです(笑)。

 


 

 

しかし、内容はタイトルほど過激さはなくて期待はずれでしたが、残念ながら私は「逃げ切り世代」ではないことを再確認しました(笑)。

 

 

いや、逃げ切りどころか、世代会計に基づいた負担額シュミレーションでは超ワリを食っている世代のようです。更に意外なことに、現在の子供世代と比べても「損の度合い」がさほど変わりません。

 

 

現在の団塊世代(64歳)以上と比べて負担の不公平感が歴然としており、64歳以上の方を養うために、新人類世代(54歳)未満が搾取されている構造が浮き彫りになっています。

 

 

一般の会社では30歳台半ば以降はリストラの嵐が吹き荒れており、まさに世間は不安感でいっぱいであることが分かります。 いいところなしの若年層ですが、ひとつだけ意外な気付きがありました。

 

 

それは住宅購入に関するものです。2000年から5年間に住宅を購入した人の多くは大きな含み益を得ています。 当時の住宅購入層であった30歳台は現在40歳前後です。

 

 

この世代は世代会計的には損ですが、住宅を購入した層のみ損得関係がプラスに転じるそうです。それより前の1987年~1994年のバブル直前から崩壊にかけて購入した人は最悪です。

 

 

その後の1999年までに購入した人もかなりヤラレテいます。一方、現在の20~30歳台の勝ち組とみられる人たちが、2014年以降に6000万円以上の豊洲や武蔵小杉のマンションを割高に購入しています。 

 

 

週刊ダイヤモンド編集部は、現在の20~30歳台の勝ち組とみられる人たちは将来負け組みになる可能性ありと喝破しています。常識的に考えると、彼らが将来的に大きな負債を抱える可能性は高いです。

 

 

しかし、週刊ダイヤモンド編集部の投資センスの無さは折り紙付きです(笑)。常識的には豊洲や武蔵小杉の高騰した物件を購入する行為はいただけないですが、案外イケるかもしれないと思ったりもします。

 

 

不動産は究極的には立地です。100年前から変わらず良い立地の物件取得を目指すべきです。この観点からは豊洲や武蔵小杉のような「ニュータウン」は不確実性が高く、リスキーな投資と考えるべきです。

 

 

超長期で考えると、山を切り開いたニュータウンは山に帰り、海を埋め立てたニュータウンは海に帰ると考えているからです。

 

 

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2015年

11月

14日

マスクに学ぶ問題解決能力の重要さ

 

先日、本屋さんで立ち読みしていると、Forbes Japan の米国発「凄いアイデア100選」というタイトルが目に付きました。ぱらっと一読すると、なかなか面白そうだったので購入してじっくり拝読しました。

 





特集は、主に米国で進行中の Uber や Airbnb によるシェアリング・エコノミーのアイデアを生かしてスタートアップしたベンチャー企業の紹介でした。



これ自体は「へ~」と興味深かったですが、私にとっては年齢的・体力的・精神的にも起業するエネルギーが無いので、羨ましくも参考程度の記事でした。あと20歳若かったら面白かったかもしれません。



さて、今回の特集の目玉はテスラのイーロン・マスクの記事でした。マスクは驚異的なエネルギーで結果を出している立志伝中の人ですが、人材採用の基準が非常に含蓄があったのでご紹介します。



テスラにはGMやフォードなどの自動車メーカーで働いた経験のある者は殆ど居ないそうです。これは、マスクが経験ではなく、複雑な問題を解決する能力を基準に人を採用するからだそうです。



マスクは、求職者たちの学歴や経歴などではなく、不確実な環境での学習能力があるかを審査するのです。実際のテスラの採用状況は知りませんが、考え方としては非常に納得のいくものです。



「学歴不要」などの謳い文句は一般的に受け入れられやすいですが、これは一流大学へのやっかみから来る感情論です。一方で、一流大学卒とそれ以外では、優秀な人材の含有率が全く異なります。



一流大学卒が3名中1名ほどが優秀な人材であることに対して、中卒や高卒では100名中1名ほどが優秀な人材であるという意見が多いです。確率論から言うと、一流大学卒の人材採用の方が「当たり」やすいのです。



しかし、これはあくまで既存のシステムの中で「使える人材なのか?」という判断基準に過ぎません。起業などの新しい道を自分で切り開く才能は、学歴と緩い相関関係にあるものの、すべてではないのです。



そして、マスクの「複雑な問題を解決する能力」は、世の中で成功するためには最も大事な能力だと思います。私自身の経験からも新規の案件に取り組む際には、必ず解決が難しい問題が発生します。



そして「解決するためにはどうすればよいか?」 を模索して、発生した問題を何とかクリアする能力の有無が、結果を左右する決定的な因子だと思うからです。



今回のマスクの記事を拝読して、あらためて複雑な問題を解決する能力」の重要さを確認しました。しかし、この能力を鍛えるためには、日々難題と向き合わなければならないのがしんどいですね(笑)。



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2015年

6月

18日

書評:ハイパーインフレの悪夢

 

今日は少しだけ時間ができたので、気になっていたいた書籍を何冊か再度読み返しました。そのうちの一冊が本日ご紹介する ハイパーインフレの悪夢 です。




ハイパーインフレは経済的な問題だけで発生するわけではなく、政治的な問題も大きく影響します。 また、国民生活や経済活動に多大な影響を及ぼします。



上記の書籍は、史実に基づいたドイツでの事例を詳述した良書です。対策を考えるうえでもお勧めの書籍です。私はこの書籍を過去何度か拝読しました。そして、その度に受ける印象が異なります。



今回は、世の中にいつの時代にも通用する方法は存在しないことを学びました。特にハイパーインフレ時代のドイツのように通貨価値が激しく変動する時代では重要なことだと思います。



本書籍内で、インフレ時に多額の負債を借り入れすることで通貨価値下落の恩恵を得た者が、突然通貨価値が安定して実質金利がプラスに転じたことに対応できずに破綻した例がありました。



このようにハイパーインフレ時の資産形成としては非常に有効であった多額の借入れが、通貨価値が安定した途端に全く通用しなくなるという事例は非常に示唆に富みます。



つまり、現在の日本の経済状況で成功した手法が、今後も永続的に成功を収める保証は全く無いです。生き残るためには、常に政治・経済状況に目を光らせながらハンドリングする必要があると思いました。



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2015年

2月

06日

知識社会を支えるクリエイティブクラス

 

橘玲さんの書籍のひとつに大震災の後で人生について語るということ があります。内容的には橘さんの著作のレビューなのですが、その中で説明されている「クリエイティブクラス」が秀逸なのでご紹介します。




 

 

グローバル化によって、働き方は「クリエイティブクラス」と「マックジョブ」に二極化します。クリエイティブクラスとは、知識を基盤とする経済を支える人びとを知識労働者のことです。

 

 

具体的には科学者、エンジニア、芸術家、音楽家、建築家、経営者、専門家などの職種です。一方、マックジョブはバックオフィスのことで、いわゆる事務関係の仕事です。

 

 

バックオフィスの仕事は時給計算が可能で、残業すれば収入が増え、欠勤すれば給料から差し引かれます。マクドナルドなどの飲食店と同じ給与体系なので、"マックジョブ"と呼ばれているのです。

 

 

クリエイティブクラスのなかでも「拡張可能な仕事」と「拡張不可能な仕事」に分けられ、「拡張可能な仕事」は芸術家、音楽家などのクリエイターで、成功すれば青天井な収入を得ることができる職種です。

 

 

一方、「拡張不可能な仕事」は弁護士・医師・会計士などのスペシャリスト(専門家)で、きわめて高い時給で働いていますが、扱える業務に物理的な制約があるので収入には上限があります。

 

 

クリエイターはクリエイティブクラスのなかでも「拡張可能な仕事」に挑戦する人で、成功すれば青天井の膨大な富を手にすることができますが、実際に成功するのはほんの一握りだけです。

 

 

スペシャリストはクリエイティブクラスのなかでも「拡張不可能な仕事」に従事する人で、特殊能力と大きな責任と引き換えに、高い確率で平均よりも高い収入を期待できます。

 

 

世の中の80%以上の人が属するマックジョブは特殊能力を必要とされないので高い収入を望めませんが、スペシャリストと比べて責任が低いので、仕事や人間関係で悩むことは少ないです。

 


キーワードは「拡張可能」 につづく

 

 

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2015年

1月

26日

書評:不動産投資 成功へのイメージトレーニング

 

今日は書評です。静岡のメガ大家さんである沢孝史氏の不動産投資 成功へのイメージトレーニングを拝読しました。沢さんは「お宝不動産」で有名な元祖サラリーマン大家です。




 

 

最近のババ抜きのような盛り上がりをみせている不動産投資の世界においても、沢さんはかなり良識派であるという認識です。その豊富な収益不動産に関する経験と知識を独自の視点から展開されています。

 

 

「買うことが目的ではないでしょ。買うことによって得る利益が目的でしょう」というフレーズが本書の随所に出てきます。収益不動産では購入できれば勝ち!と思っている方が多いですが、実際は違うのです。



正直に言って、本書で記載されていることは私にとって常識的な事項でした。おそらく、長く不動産経営に携わっている方であれば、感覚的に理解していることばかりだと思います。



しかし、百戦錬磨の不動産経営者であれば感覚的には理解しているものの、他人に伝わるように文章化して体系立てることに成功している点は特筆するべきことだと思います。



本書を読破したところで、実践的な知識は身に付きません。しかし、総論的に不動産経営で利益を出す考え方を公開しているので、不動産経営者(投資家)にとって非常に役に立ちます。



本書は初心者には必読の書ですが、経験年数5年前後の不動産投資家としては中堅に差し掛かる方にもお勧めです。物件から得られるCFなど、所詮は利益の先食いに過ぎないことが良く理解できると思います。

 


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2014年

11月

01日

書評:99歳ユダヤのスーパー実業家が孫に伝えた無一文から大きなお金と成功を手に入れる習慣


9~10月中旬までに物件売却・太陽光発電発注・新規購入物件の方向性に関する3つの大きな決断を行ったので、最近はヒマに任せて多量の書籍を読破しています。今日は最近読んだお勧めの本の書評です。



 

金持ち父さん・貧乏父さんのように、ストーリー形式で成功の秘訣を学ぶことができる自己啓発書です。タイトルからして胡散臭かったですが、良い意味で予想を裏切られました。

 

 

下記に良かったと思う点を列挙したいと思います。

  1. たとえ貯金があっても無収入には絶対なるな!
  2. お金とは、人が見たら一見何の価値も持たないようなものが形を変えたもの
  3. 『稼げない仕事だけどやりがいがあるからやるんだ』というメンタリティは一切捨てる必要がある。そういう心構えの人には、お金は寄り付かない

 

 

①に関してはリタイアを真剣に考えている私には、心にグサッと突き刺さる一言です。確かに定期的な収入がゼロになると、お金に媚びてしまうかもしれません・・・。

 

 

③に関してはなかなか至言だと思います。稼げない仕事だけどやりがいがあるからやるんだ は起業するためには避けるべきメンタリティです・・・。

 

 

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2014年

9月

15日

2度目の書評: 私の財産告白

 

この連休は時間があるので、何冊か本を読んでいます。私は重要だとおもったところは全てドックイヤーにしているので、基本的には本を山積みしてドックイヤーのところだけ精読するスタイルです。

 

 

そして、久しぶりに本多静六 翁の 私の財産告白 を読みました。内容的にはほぼ私の行動規範になっているので、あまり大きな再発見はありませんが、一点だけ「そうだったなぁ」という部分があったのでご紹介します。

 




「好景気・楽観時代には勤倹貯蓄を、不景気・悲観時代には思い切った投資を、時期を逸せず巧みに繰り返す」というフレーズが、なるほど!と腑に落ちました。



2014年現在の状況は、やはり「好景気・楽観時代」に該当すると思います。世間では消費税8%へのアップへの悪影響が論じられていますが、リーマンショックから民主党政権時代のようなとてつもない閉塞感とは無縁です。



あの当時は不景気だったので優良な投資案件も多数あり、また高級ホテルのクラブフロアも随分安価に宿泊することができました。当時は物件や株を買い漁り、暇があればクラブフロアに通い詰めたものです。



しかし、自民党政権が復権してからは世の中が明るくなったので、投資案件も減りクラブフロアからも足が遠のくようになりました。当時と比べて資産規模は約2倍になりましたが、現在は勤倹貯蓄を心掛けています。



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2014年

6月

26日

書評:社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方

 

今日は書評です。本屋で平積みされていた書籍ですが、ちらっと速読したところおもしろそうだったので購入してみました。著者の佐藤達郎(さとう・たつろう)さんは、大手広告代理店のサラリーマンを経て、多摩美術大学教授に転進されています。

 

 

 

 

著者は、このまま今の会社で働くのもイヤだけど、独立・起業をする勇気もないという人に対して、「モジュール型ワーキング」という第三の働き方を提案しています。

 

 

モジュール型ワーキングとは、会社員・フリーランス・経営者といった職業形態に囚われず、さまざまな働き口を自ら選択し、自由に組み合わせる働き方です。

 


働き方に満足できれば、人生の満足度は格段に上がります。モジュール型ワーキングは決して楽な働き方ではありませんが、“自分自身で選択できる”ことに、大きな意義があります。

 


モジュール型ワーキングの提案に続いて、モジュール型ワーキングを実践している方への取材や書き込み式の自己分析ワークなどを通して、読者にピッタリな働き方の探求もサポートしています。

 

 

一見、副業指南書のようにも見えますが、戦略的に複数の収入源を獲得するという考え方が斬新です。確かにこの考え方ならリスクを抑えつつ、新しい分野に挑戦することが可能です。

 

 

実は、私自身も著者の言うモジュール型ワーキングを長い間実践しています。私は、4種類のモジュール型ワーキングのうち「テーマ中心雑食タイプ」に分類されそうです。

 

 

正直に言って、私の中では何の目新しさも無い働き方なのですが、このような形態の働き方を系統立てたところが、著者の着眼点の素晴らしいところだと思います。

 

 

最後に一点だけ注意点があります。著者の考え方は、ロバート・キヨサキの提唱するいわゆるEクワドラントに留まっています。つまり、いくら職業形態をモジュール化しても、所詮は自分の時間の切り売りに過ぎません。

 

 

著者は現在の状態に満足しているようですが、私の感覚では職業形態をモジュール化することは、富裕層へいたる道程の前半1/3地点を通過したに過ぎません。

 

 

このあたりの注意点を理解したうえでなら、収入源がひとつしかない会社員の方にとっては一読する価値のある書籍だと思います。

 

 

 

 

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2014年

6月

22日

競争は参加者が少ない方がいい

 

管理人は週刊ダイヤモンドを定期購読しています。一般書店では月曜日に販売開始ですが、定期購読者には土曜日に配達されるので、週末の時間があるときにじっくり精読することができます。

 

 

さて、今週号のダイヤモンドレポートはドワンゴの川上会長のインタビュー記事でした。ドワンゴは動画共有サイト「ニコニコ動画」を運営しており、出版・映画・ゲーム事業を展開するKADOKAWAと経営統合します。

 

 

川上会長は、ネット業界の天才と呼ばれています。メディア産業史に残る統合の主役なので、私はその言動に注目していましたが、インタビューの中で非常に印象に残ることがあったのでご報告します。

 

 

出版業界といえども、グーグル、アマゾン、アップルのプラットフォーム上にコンテンツを提供しているだけでは、彼らのルールの中でやっていくことになるので生き残れません。

 

 

生き残りのためには、コンテンツだけでなくプラットフォームも共に生み出すことが必要です。しかし、同じプラットフォームをつくっても、先行している彼らに勝てるわけがありません。

 

 

彼らとの競争を回避するためには、競争の土俵をかえて勝負するしかありません。グーグルのようなネットの本流とは違った、ニッチな分野で勝負することを狙っていく必要があります。

 

 

そして、川上会長は「競争は参加者が少ない方がいい」とおっしゃれています。ルールが公開されてレースがあることが明らかになると、参加者が増えて競争が激しくなります。

 

 

こうなるとみお互いを侵食し合う激烈な競争が発生して、利益率は低下して競争に敗れる可能性が高くなります。これは企業経営だけではなく、一般社会での生活や投資全般にも当てはまることだと思います。

 

 

 

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2014年

5月

15日

日本のイノベーション都市は?

 

昨日の書評でご紹介した年収は「住むところ」で決まるでイノベーションを起こすことができる都市に居住することで、自分自身の年収も上がる可能性が高いことが報告されています。

 

 

では、日本においてはどの都市がイノベーションを起こす能力が高いのでしょうか?本書の中で推奨されている特許登録件数を都道府県別に調べてみました。

 

 

2-16-1.pdf
PDFファイル 335.6 KB

 

 

結果は、やはり東京都の一人勝ちでした。おおよそ全体の1/3の特許登録が東京都に住んでいる人によってなされているようです。その他には、大阪府・愛知県・神奈川県が続きます。おもしろいところでは茨城県もそこそこの数の特許登録者がいるようです。

 

 

都道府県別の年収は特許登録者数ほどの差は無いですが、それでも特許登録者数とほぼ相関しています。やはり、日本においてもイノベーションを起こす能力のある都市(=東京)に富が集中していそうです。

 

 

自分が注力する職種にもよるでしょうが、日本において年収や売上を上げるためには東京を目指すことを検討するべきなのかもしれません。

 

 

実は私もイノベーション産業に従事しています。リタイアしたら東京の都心3区(千代田区、中央区、港区)に移住しようと思っていましたが、考え方の順序が間違っているのかもしれません。

 

 

 

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2014年

5月

14日

書評:年収は「住むところ」で決まる

 

今日は書評です。「都市経済学」の知見をもとに、年収が住んでいる都市によって決まるという驚くべき事実をを明らかにした書籍です。

 

 


 


名著「フラット化する世界」で、トーマス・フリードマンは、グローバル化が進展すると地理的な制約は解消されて、どこにいるかは大きな問題では無くなると主張しました。

 


しかし、本書ではイノベーション企業のほとんどは、ごく数カ所の限られた都市に集中しており、更に集積度合いが加速しつつあることを報告しています。

 


この理由は、「成功はランダムにやってくる」でも紹介されているようにイノベーションを起こすには、優れた人材が集まって交流することが重要だからです。

 

そして、優れた人材や企業が集積すると、波及効果でその都市のその他の産業分野でも雇用が創出されて、都市全体の経済力が増します。この相乗効果で魅力的な都市がますます発展していくのです。

 

 

イノベーションを起こす優良企業や優秀な人材が都市部を好むことなどを考えると、有力都市への社会経済的資本の集積が加速します。そして、これは自分自身の未来にも大きな影響を与えるのです。

 


今後どこに住むべきか、企業の所在地をどこにするべきかについて悩んでいるホワイトワーカーや企業経営者には、住所や所在地が今後の運命に極めて大きな影響力を持つことを気付かせてくれる貴重な書籍だと思います。

 

 

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2014年

1月

16日

資本は心の拠り所

 

先日、本屋さんでいつものごとく速読して、購入するに足る書籍を探していました。その日に印象に残った書籍に茂木健一郎さんの金持ち脳と貧乏脳がありました。

 

 

 

 

内容的には目新しいことはあまり無かったですが、平易で読み安い書籍でした。ひとつだけ印象に残った部分があったので意訳させていただきます。

 

 

人間の心は、不安定を嫌い安定を欲します。経済的な安定を得る唯一の方法は、”資本”を蓄積することです。尚、ここでいう”資本”とは、①貯金 ②人脈 ③仕事上の特技・知識・経験 です。

 

 

一般的に金銭的に困窮するほど、新しい事を考えたりチャレンジする能力(=心の安定性)が損なわれます。心の安定性を保ち、新しい事にチャレンジする能力を保つには、①貯金 ②人脈 ③仕事上の特技・知識・経験などの”資本”を蓄積するしか方法がありません。

 

 

富裕層に到達するためには新しい事にチャレンジし続けることが重要ですが、そのためにはこれら3つの”資本”を蓄積する必要があるのです。②や③は抽象的なので分かりにくいですが、①はストレートに金額が把握できるので、最も心の安定が得安いです。

 

 

管理人は、現在の上げ潮相場では全く投資活動を休止しています。このため、「もしかしたらどんどん資産価格が上昇し続けて何も買えなくなるのでは?」という焦燥感に苛まれることが多いです。

 

 

今までは「今動くと負ける可能性が高い」というマイナスの感情で現金を放置していましたが、今後は新しい事にチャレンジする際に心の安定を保つための材料としてプラスの感情で現金を積み上げようと思います。

 

 

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2014年

1月

14日

書評: 成功はどこからやってくるのか?

 

この連休は寒かったので、屋内でヌクヌクと本をたくさん読んでいました。いつものごとく子供の貸出カードも利用して、近所の図書館で30冊ほど大人借りしました(笑)。

 

 

図書館は比較的古い書籍が多いのですが、良書がそろっていると思います(少なくともどうしようも無いほど内容の薄い本は少ないです)。借りた書籍の中に岡本 吏郎氏の成功はどこからやってくるのか?がありました。

 

 

岡本 吏郎氏の書籍はハズレが少なく非常にお勧めの著者のひとりですが、本書はお金の現実会社にお金が残らない本当に理由ほどには私に刺さりませんでした。

 

 

しかし、さすが岡本氏の書籍だけあって勉強になったフレーズがあったのでご紹介させていただきます。資本主義社会で成功するためには下記の2つが重要なポイントとなります。

 

 

① みんながやらないこと

② みんなが知らないこと

 

 

資本主義社会の本質は得がたいモノほど価値があり、得やすいモノほど価値がゼロに収斂します。このことを端的に表した言葉が上記の2つです。

 

 

現実問題として楽してお金持ちになることは不可能です。楽して(働かずして)お金持ちになることと、効率良く努力をしてお金持ちになることを混同してはいけないことを岡本氏は説いており、このことに関しては私も全く同意見です。

 

 

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2013年

11月

22日

書評: 金持ちになる男、貧乏になる男

 

鉄は熱いうちに打て! のつづきです

 

 

資産形成の総論である”お金に対する気持ち”は幼少期の経験が重要です。しかし、具体的にどのようなことを行えば良いのか、いまいちイメージできないかもしれません。

 

 

私自身の経験も踏まえて、今まで拝読した書籍の中では、下記が最も心に響きました。この書籍は洋書ですが、さすがに邦訳されるだけあって内容にハズレは無かったです。

 

 

私の場合、この書籍を子供に読ませてみました。さすがに半分程度しか理解できなかったようですが、普段の生活で私が言っていることとほぼ同じ内容なので、さほど違和感は無かったようです。

 

 

思っていはいてもなかなか言葉に出来ないことが、ストレートな表現で簡潔に記載されています。もちろん、全ての内容を完全に理解することは期待していませんが、”気持ち”だけでも身につけて欲しいと思いました。

 

 

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2013年

11月

11日

4つのポイントの要約

 

成功はランダムにやってくる のつづきです

 

 

① クリック・モーメントを生み出す

 

成功した人物や企業には、他よりもはるかに大きな影響を与えた瞬間・出会い・印象・洞察があります。このような成功する転換点となった瞬間を著者は”クリック・モーメン”トと名付けました。

 

 

クリック・モーメントは異なる文化、領域、学問が交わる環境で起こりやすいです。 クリック・モーメントの発生は予測不可能なのですが、自分の専門分野に閉じこもることなく様々な分野からの刺激に身をさらすことでクリック・モーメントを起こして新しい画期的なアイデアを生み出す可能性が高まります。

 

 

自分と異なる分野・産業・文化に触れることでアイデアを得る可能性が高まるのです。このためには自発的に接点の多い環境を作る必要があります。これには自分と異なる分野の人と会ったり、普段しないことを積極的に行うことが重要です。

 

 

② 目的ある賭けをする

 

クリックモーメントはチャンスを作り出しますが、それだけではあまり意味がありません。何らかの意味を生み出すためにはそれに続けてある種の行動をとらねばなりません。

 

 

クリックモーメントで得たチャンスを成功に導くために意図的に行う賭けを著者は”目的ある賭け”と呼んでいます。

 

 

1回の目的ある賭けで成功する確率は低いですが、賭けの回数を増やせば増やすほど成功しやすくなります。グーグルは高率に成功するサービスを開発しているイメージですが、多くのサービスを立ち上げては上手くいかないと判断すると短期間でサービスを終了する典型的な多産多死方式です。

 

 

何度も賭けをするとクリック・モーメントを効果的に利用できますが、利用できる投資額には制限があります。成功の可能性はアイデアやプロジェクトに投資した金額と相関はないので、賭けの規模を小さくすることが理にかなっています。

 

 

小規模の賭けをすると、幸運を得る機会が増えるだけでなく、アイデアを繰り返し試すことができます。アイデアを成功させるためには、何度も試すことが重要なのです。

 

 

実行可能な一歩を踏み出すためには手持ちの資源について創造的に考える必要があります。著者は余分な予算や時間がない状態でそのアイデアをテストすることを推奨しています。

 

 

4週間以内にテストできるようにプロジェクトの規模を見直すのです。 更に投資収益率(ROI)ではなく許容損失額を計算することで、プロジェクトが失敗したときにあなたが危険な状態になるかを確認しておきます。

 

 

最初のアイデアに失敗した場合、あと何回トライする余裕があるかを計算するのです。理想的には大きな困難もなく事業を継続できなければなりません。

 

 

もし一度しかトライする余裕がないのなら、賭けの規模を最小限に抑えるべくプロジェクトの規模を見直すべきです。

 

 

③ 複雑エネルギーを利用する

 

この世界では記録したり説明したりできないほど多くの力が働いていて、それらの力はランダムに作用し合い効果を高めています。このように予想外の形で出来事や行動を変化させ、増殖させるランダムな力のことを著者は”複雑エネルギー”と呼んでいます。

 

 

複雑エネルギーは、予期せぬ結果、カスケード(予想をはるかに超え、波紋のように広がる結果を招く行動)、自己強化ループから成ります。

 

 

プロジェクトに関する特殊な複雑エネルギーを意図的に生み出すことはできませんが、生み出された複雑エネルギーを利用することはできます。

 

 

複雑エネルギーを利用するためには、そのエネルギーが引っ掛かる場所(フック)を作らねばなりません。このためにはプロジェクトを進める前に詳細や細部を全て理解する必要はなく、何でもいいからとにかく始めることが重要です。

 

 

驚きに注目することも重要です。私達は予想やニーズと一致しない結果を見落としたり無視しがちですが、驚きと異常値はとても重要です。

 

 

複雑エネルギーによってチャンスの窓が不意に開いたり閉じたりします。チャンスの窓が開いている時間は長くないので、複雑エネルギーによって状況が変化する前に急いで決断できるよう準備をしておく必要があります。

 

 

複雑エネルギーの究極の目的は、自己強化ループやカスケードによって成功がひとりでに大きくなることです。複雑エネルギーを生み出す方法を解明することはできませんが、それが生まれたときに利用できるように準備しておくことが重要です。

 

 

④ 倍賭けする

 

全ての複雑エネルギーをコントロールすることはできないが、物事がうまくいき始めるとき、それに気付くことはできます。

 

 

そうなったときには倍賭けするべきです。こういう瞬間はめずらしく、毎日起きることではありません。私達は複雑エネルギーをコントロールしたいという欲求を持っていますが、それはとても難しいです。

 

 

そのかわりに複雑エネルギーが引っかかるフックを作っておき、プロジェクトのどれかがそれに引っ掛かったことを確認してから倍賭けするのです。

 

 

ここで言う”倍賭け”とは、上手くいって欲しい、大成功して欲しいという期待を持って、時間・資金・能力・その他の資源をプロジェクトに投入することです。

 

 

ランダム性を投資行動に応用する につづく

 

 

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2013年

11月

10日

書評: 成功は”ランダム”にやってくる

 

著者のフランス・ヨハンソン氏は、スウェーデン出身のコンサルタントで過去にソフトウェア会社を設立しています。代表作にメディチ・インパクトがあります。

 

 

現実の世界で物事が計画通りに成功する確率は低く、予想外のことが起こって状況がひっくり返される例がたくさんあります。

 

 

テニスやチェスなどの厳密なルールがある世界ではイノベーションが起きる余地が無いので、専心努力して確立された勝利の方程式をマスターすれば成功する確率が高いです。

 

 

これに対して社会的規範のゆるい分野ほどルールがすぐに変化するため、確実に成功する手法は存在せず予測できない方法で初心者が参入して成功を収めることが可能となります。

 

 

そして現実社会は後者に属します。 世界は予測不可能であり、すごい速さで変化しています。テニスやチェスのようにゲームのルールが固定されていない限り、このような速い変化を受けて成功はランダムになります。

 

 

ランダムな出来事に運命を左右されることが増えているこの世の中では論理は役に立たないのです。しかし、複雑系が支配する現実社会でも成功する確率を上げるためのアプローチが存在すると著者は主張します。それは下記のステップを踏むことです。

 

 

  1. クリック・モーメントを生み出す    
  2. 目的ある賭けをする    
  3. 複雑エネルギーを利用する    
  4. 倍賭けする 

 

 

4つのポイントの要約 につづく

 

 

 

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2013年

11月

07日

格差社会の真実

 

管理人は、本屋さんで立ち読みするのが楽しみのひとつです。ちっちゃな人間ですね(笑)。最近では電子書籍がメジャーになりつつあり収納性は抜群ですが、俯瞰性は未だに紙ベースの書籍に軍配が上がると思います。

 

 

昨日、読んで思わず購入した書籍がクーリエ ジャポン 2013年 12月号でした。今月の特集はなかなか考えさせられる内容だったのです。

 

 

 

 

特に、米国で製造業が復活した舞台裏を拝読して、日本の未来に暗然たる思いを抱いたのです。現在、米国で進行中の製造業の本国回帰(米国への回帰)は決して他人ごとではありません。

 

 

一昔前には、中国やインドに製造業が全て移転してしまい、先進国の高賃金では決して太刀打ちできないというのが通説でした。しかし、現在では高度に機械化した工場群が続々と米国で稼動しています。

 

 

これらのオートメーション化した工場は、もちろん米国人の雇用をほとんど生みません。そして、これらの工場群は中国やインドの低賃金労働者さえもコスト競争力で駆逐する勢いなのです。

 

 

グローバル化とIT化が急速に進む現代社会では、雇用の二極分化が顕著になってきています。つまりごく少数の高度スキルの職業と大多数の低スキルの職業に二極分化して、中間の雇用が急速に消失しているのです。

 

 

グローバル経済の下では、この流れを変えることはできないでしょう。このような状況を勘案すると、自分の子供が生き残っていくためには、できるだけ最高の教育を施して高度なスキルと学歴を獲得させる必要があります。

 

 

米国で一足先に始った変化は、早晩日本にも影響を及ぼすでしょう。上位で生き残るためには、高度な知識とスキルを獲得するしか方法が無さそうです。

 

 

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2013年

10月

14日

日本国債暴落リスクの高まり

 

管理人は、週刊 ダイヤモンドを毎週定期購読しています。3年一括購入しているので1冊あたり380円です。しかも土曜日に次週号が一足早く自宅に郵送されてくるので本屋さんに行く必要もありません。今回の特集は、日本国債の暴落リスクでした。

 

 

日本国債については以前から非常に関心のある領域なので、興味深く拝読しました。既出書籍のレビュー的な内容だったので、さすがにほとんど知っていることばかりでした。しかし、新たな⑤~⑧の暴落トリガーは初めて知りました。

 

 

まず、日本国債暴落のトリガーとして従来の定説は下記の4つです。これらについては広く周知されていると思います。     

 

  1. 海外格付け機関による格下げ     
  2. 国債入札の未達     
  3. ヘッジファンドによる日本売り     
  4. 自然災害(首都直下型地震、富士山噴火等)

 

 

最近、国債市場のディーラーの間では、これらの従来の定説トリガーに加えて新たなトリガーが恐れられているそうです。

 

⑤ 金利の急低下     

⑥ 異次元緩和の出口戦略     

⑦ ゆうちょ銀行の上場     

⑧ リスク基準の見直し

 

 

詳しい内容は週刊 ダイヤモンド 2013年 10/19号を御参照願いますが、正統派専門家の視点からもドラスティックな日本国債暴落が発生する危険性が高まっていることが理解できると思います。

 

 

ピンチはチャンス!? につづく

 

 

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2013年

10月

01日

書評: 稼ぎが10倍になる「自分」の見せ方・売り出し方

 

今日は書評です。著者の野呂エイシロウ氏は放送作家で、「鉄腕!DASH!!」「元気が出るテレビ」「奇跡体験!アンビリバボー」など、40を超える番組に携わる他、映画やCMを手がけ、さらには企業コンサルタントとして電通やグルーポンジャパン、味の素などをクライアントに持つ方です。

 

 

管理人はテレビを視ないので「鉄腕!DASH!!」や「奇跡体験!アンビリバボー」と言われてもピンと来なかったし、表紙カバーの派手さが胡散臭い印象でした。しかし内容にはいい意味で完全に裏切られました。重要なページには折り目をつけるのですが、本がドッグイヤーだらけになってしまいました(笑)。

 

 

 

 

「稼ぎが10倍になる」というタイトルから、「大量の仕事をいかに行うか」という内容を想像しましたが、実際には全く異なる内容でした。この本のメッセージは①「自分を上手に見せる」ことで相手に信頼してもらい、②仕事を受注し、③実績や経験を積むことで更に実力が上る という戦略がいかに重要かということです。

 

 

今回は、「ビジネス書」というジャンルになりますが、どんな立場の方にも当てはまる実用的な人生の指南書だと思います。人生の幅を広げるためにも、是非、読んでいただきたいお薦めの一冊です。 

 

 

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2013年

9月

21日

みんなの意見は案外正しい?

 

スロビッツキーというジャーナリストが著した『みんなの意見は案外正しい』という書籍があります。この書籍の重要なポイントは、群集の考えていることは専門家の予想よりも正しいことが多いという事実です。

 

 

 

 

常識で考えればその道を究めた専門家が導き出す結果は、門外漢が予想する検討よりも正確です。しかし、先入観を持たずに実際におこった事実を観察すると、意外と群集の導き出す結論が正しいことが多いのです。

 

 

たとえば、1986年に発生したスペースシャトルチャレンジャー号の事故では、スペースシャトル計画の主要4銘柄の株価が下がり始めます。その4社とは、下記のごとくです。

 

 

 ・ ロッキード: 地上支援
 ・ マーチンマリエッタ:シャトルの外部燃料タンク
 ・ ロックウエル:シャトルとメインのエンジン
 ・ モートンサイオコール:固体燃料ブースター

 

 

最初は4社とも株価を下げたのですが、同日中にロッキード、マーチンマレッタ、ロックウエルの3社の株は持ち直しました。しかし、モートンサイオコールの株価だけは下げ続け、12時44分に取引停止状態になってしまいました。

 

 

数ヵ月後に事故原因が、ブースターの燃料漏れがおこり発火爆発したと結論付けられました。しかし、何の情報も無い事故直後から、原因であるブースターを担当したモートンサイオコール社の株価がほかの3社と比べても異常な動きをしたのです。

 

 

集団の振る舞いが案外間違いなく機能する4つの要素 につづく

 

 

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2013年

9月

19日

書評: 「悩み」は「お金」に変わる

 

著者の小野たつなり氏は、学生時代からアフィリエイトビジネスや情報商材販売ビジネスを中心に活動してきました。会社に勤めた経験は無く、起業して数年で10億円を売り上げを達成したとのことです。

 

 

 

 

この書籍の良かった点は、悩みはお金に変えることができるという発想を教えていただいたことです。そして、その悩みをお金に変える手法(=解決方法の販売)について、コピーライティング・マーケティングの具体例が書いてあり参考になりました。

 

 

そして、今までと違う選択枝をあえてするということも共感を覚えました。気にいらない先輩に誘われた飲み会に参加してみる等の小さなことでもいいから、とにかく今までと違う選択をすることで「自分らしさ」を変化させることが大切とのことです。

 

 

ただ、本書の内容には注意点あることも事実です。まず、仮に売上が10億円だったとしても、当然経常利益が10億円ということはありえません。つまり純粋に手元に残った金額の開示がなされていないのです。

 

 

著者も本書の中で述べていますが、マーケティングに相当の資金を投入しています。このため利益率はかなり低くなっている可能性があり、少なくとも著者が得た利益は決して10億ではありません。

 

 

また、情報商材販売全体に言えることですが、高額商品の購入層の多くが情報商材販売での起業を目指しています。つまり、上位にいる者が下位の者から収奪する構図であり、残念ながら現時点では虚業といわれても仕方ない業界だと思います。

 

 

尚、アマゾンのレビューの評価が異常に高いのが少し気になります。この書籍に星5つを付けた20名全員のレビュー履歴が、この書籍のみであることに違和感を感じました。ただ、総じて良心的な内容の書籍で、多くの気付きを与えていただいたことには間違いありません。

 

 

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2013年

6月

23日

書評:不動産で100億円の借金ができた私が、再びお金持ちになったワケ

 

「社長さん!借金の返済額を99%カットする究極の一手、教えます!」では無担保負債の債務圧縮法について知ることができますが、「不動産で100億円の借金ができた私が、再びお金持ちになったワケ」では不動産などの有担保負債を詳述しています。

 

 

 

著者は、バブル期に不動産会社を親族から引き継ぎました。引き継いでまもなくするとバブルが崩壊して100億円を越える債務の返済を迫られます。

 

 

「社長さん!借金の返済額を99%カットする究極の一手、教えます!」の著者と同様に実体験をベースにしているので臨場感があります。不動産という有担保負債の債務圧縮の考え方を知るには本書が役立つと思います。

 

 

一般的には債務圧縮はモラルハザードと考えられがちですが、銀行もビジネスとして融資を行っているので債務者が一方的に悪というわけではないとのことです。

 

 

このあたりの意識改革(?)や、破綻しても復活するための手法などについて詳述しています。「破綻」など全く無縁だと思っている方でも、普段から万が一への対策を立てておくことは重要だと思います。

 

 

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2013年

6月

22日

書評:社長さん!借金の返済額を99%カットする究極の一手、教えます!

 

融資を受けて事業を展開している方なら誰しも一度は「破綻」した時のことに思いを巡らすことがあると思います。管理人も常に「破綻」について漠然とした不安を感じています。

 

 

どれだけ事業計画を練っても、どれだけ現金を積み上げても、どれだけキャッシュフローを極大化しても「破綻」のリスクから完全に逃れることはできません。借金返済が滞った先にあるものを知ることで、この「恐怖感」を和らげることが可能です。

 

 

「社長さん!借金の返済額を99%カットする究極の一手、教えます!」を読むことで、借金返済が滞った先にあるものを知ることが可能です。著者は事業拡大に失敗した方で、無担保負債の債務圧縮について詳述しています。

 

 

管理人は不動産などの有担保負債について勉強したことがあるのですが、無担保負債も本質的には大差無いことを確認できました。この書籍の特筆すべき点は、日本政策公庫についても詳述している点です。

 

 

不動産などの有担保負債の書籍である「不動産で100億円の借金ができた私が、再びお金持ちになったワケ」と合わせて読むことをお勧めします。

 

 

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2013年

5月

27日

書評: 満室革命プログラム

 

空室対策コンサルタントである尾嶋健信さんの「満室革命プログラム」です。 尾嶋さんとは何度も直接お話をさせていただいたことがありますが、非常に誠実な人柄の方です。

 

 

 

 

この書籍は、空室対策を現場の視点から体系立てた内容となっています。一つ一つのノウハウはそれほど珍しいものではありませんが、それが有機的に繋がることで強力な空室対策となります。

 

 

尾嶋式空室対策のベースになっているのが、「354人の大家さんと2328戸の入居を決めた」経験なので、数ある空室対策本の中でもエビデンスレベルが高いと思います。

 

 

私自身は、この書籍の前身であるて「The大家さんマーケティング 2ndインパクト」という21500円の情報商材を購入して尾嶋式空室対策を学びました。内容がほぼ同じなのに、この書籍が1575円で販売されていることが少し気に入りません(笑)。

 

 

しかし、尾嶋式空室対策は本物のノウハウで、私も苦戦していた遠隔地の2棟を1ヵ月以内に満室にした経験があります。この時に作成した資料は、今後も利用可能なので21500円の情報商材でさえも圧倒的なコストパフォーマンスでした。

 

 

アマゾンのカスタマーレビューではあまり評判は良くないようですが、私の中では今まで購読した不動産関係の書籍の中でも5本の指に入る実践の書だと思っています。

 

 

尾嶋式空室対策は、愚直に実践することで結果を出す可能性が高い手法だと思います。空室でお悩みの方には一読の価値がある書籍です。

 

 

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2013年

4月

30日

書評: 大金持ちをランチに誘え!

 

この書籍は、「米国のダイレクト・マーケティング界のグル」であるダン・ケネディ氏が自分のセミナーやコースでテキストとして用いた、高額セミナー受講者だけが読める、選ばれし者のための書とのことです。

 

 

一般的に、出だしがあまり良くない本は最後までたいした内容ではないことが多いですが、この書籍は良い意味で裏切られました。後半になるほど、尻上がりに内容が良くなってきます。

 

 

「大量行動」という、成功哲学の原理を発見してそれを展開した書籍です。成功するためには、やれることは全て「同時」にやることが最も重要とのことです。

 

 

本書のメッセージは「大量行動」ですが、それ以外にも下記のようなことが心に響きました。

 

  • あなたのいまの姿は、あなたがこうありたいと望んでいる姿そのものなのです
  • どんな分野でも専門家になることは難しいことではない
  • 自尊心をもって、とりあえず請求書を発行する
  • 小物は絶対相手にするな
  • 成功者は売り込みの達人
  • 「あきらめない」は最強の力

 

自己啓発本としては総論的な書籍ですが、今日からでも即実行可能なことばかり書かれています。管理人もこの書籍を一読して一念発起し、空室の目立った遠隔地の物件のてこ入れ(2日間で30社に訪問営業)をした結果、3週間で満室にした経験があります。まさに、Just Do It な一冊だと思います。

 

 

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2013年

4月

20日

書評: 日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル

 

海外投資を楽しむ会(AIC)の 橘 玲 さんの書籍です。

2001年ごろに出会ったAICの”ゴミ本”が、管理人に海外投資のきっかけを作ってくれました。

 

 

 

 

管理人も日本の国家債務の大きさを危惧しているので、興味深く拝読しました。他の危機本と違って国家破産を煽るわけではなく、冷静な論調で対応策を論じているところが好感をもてました。

 

 

奇しくも、橘さんは管理人と同様にNYSE Arcaに上場しているJGBDやJGBSを勧めておられます。また、長期国債先物のしくみを丁寧に解説されており、やはり同じことを考えている人は居るものだなと感心しました。

 

 

3年前にこの書籍があれば、管理人がこの分野に割いた勉強時間が1/10程度になったのにと悔やまれます。黒田総裁の打ち出した異次元緩和は、事実上の財政ファイナンスなので一度始めると引き返すことができません。

 

 

つまり、日本はPoint of no returnを越えてしまったので、失敗に終れば高率に国家破産への道を歩みます。成功へのハードルはかなり高いことが予想されるので、今からこの書籍を読んで不測の事態の対応策を考えておくのも悪くないと思います。

 

 

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2013年

4月

17日

書評: 不動産投資の正体

 

今日は不動産関係の書評です。

CFネッツのGMである猪俣さんの 不動産投資の正体 です。

 

 

 

 

CFネッツの方は、資格マニアかと思うほど多数の資格をお持ちの方が多くて若干胡散臭さを感じていましたが、この書籍を拝読して印象が変わりました。

 

 

圧倒的な知識と経験(猪俣さん自身およびコンサルティング業務を通じての他人の経験)に裏付けられた理詰めの解説には、思わず納得させられる説得力があります。

 

 

特に、特定の投資法に偏らず、全ての投資法を数字を用いて評価している部分は、自分の投資方針を評価されているようでドキドキしました(笑)。

 

 

結論的には築古もしくは新築アパート投資が数字上は最も有利な手法のようです。一昔前に流行ったフルローン+地方RC1棟モノ投資の問題点なども詳細に解説されており、一読の価値があると思いました。

 

 

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2013年

3月

31日

書評: クーリエ・ジャポン【世界を動かす「真の支配階級」1%のエリートはこう考えている。】

 

クーリエ・ジャポン【世界を動かす「真の支配階級」1%のエリートはこう考えている。】の書評です。

 

 

クーリエ・ジャポンは月刊誌で、その記事の大半を「世界のさまざまな話題を、各国の現地メディアはどう報じているのか」と「世界は日本をどう見ているのか」を報じることをコンセプトとして海外の雑誌や新聞から翻訳・転載して作っています。

 

 

 

 

21世紀型のエリートと20世紀型エリートの違いは、労働所得が大きくなったことだそうです。つまり、米国の1%エリートは、配当や賃料収入などの不労所得によるものではなく、労働収入によるものが大きいのが特徴なのです。これは、20世紀初頭の富裕層と比較して大きな違いです。

 

米国の1%エリートのうち、約33%が企業経営者、14%が金融マン、そして16%が医療関係者です。そして、上位1%の総合職において労働所得が占める割合は、20世紀初頭と比較して3倍になっているとのことです。

 

 

OECD 諸国における家計の富の総額のうち、相続によって受継がれたものは30~50%です。残りの50〜70%の富は、自らの代で築いたといえます。

 

 

更に雑誌中に下記の如くの印象深い文章がありました。

 

----------------------------------------------------

 

頭脳エリートと資産エリートに詳しい「フォーブス」誌の発行人リチャード・カールガードはこんなことを書いている。
「現代社会において億万長者になる最も確実な方法は、IQ150以上の知能を持って生まれ、SATの数学の試験で800点満点を取れるようになることだ。インターネット、バイオテクノロジー、数理ファイナンスなどの業界で成功している人の大半は、そうした能力を持った人達である」

 

----------------------------------------------------

 

グローバル化やIT技術の進展に合わせて、高い認知能力を持つ人間への需要は、ますます高まっているのかもしれません。

 

 

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2013年

3月

24日

書評: ファミリーウェルス(FAMILY WEALTH)

 

伊藤邦生さんの「年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち 」に紹介されていた、資産承継に関する書籍です。

 

 

ロックフェラー家の子弟教育セミナー、ペンシルバニア大学ウォートン校で行われたWealth Management Program教本が元になっています。

 

 


三代目までに財産をつぶさないファミリー経営学を学べます。私達は財的資産に目がいきがちですが、ファミリーの資産は財的資産、人的資産(ファミリーを形成する個人)、知的資産(メンバーが持っている知識や経験)の3つからなります。

 

 

この中で最も大事なのは財的資産ではなく人的資産です。本書を読む前は、何だかんだ言って財的資産が一番大事だろうと思っていました。しかし読み進めるにつれ、財的資産を承継するためには、個人の教育が必須であることを痛感しました。

 

 

この書籍は内容が特殊過ぎるためか増版されておらず、手に入れるのが難しいです。アマゾンなどで中古本の取り扱いがあるようです。既にある程度の資産を形成している方は、是非購読することをお勧めします。

 

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2013年

3月

03日

書評: 相続資産の上手な増やし方

 

ファイナンシャルプランナーである福田氏の著書です。やや自分の事業(資産経営コンサルタント)の宣伝目的なニオイを感じますが、全体的によくまとまっていると思います。

 

 

この手の書籍には自分の得意分野に特化した近眼視的なものが多いですが、この書籍では不動産だけでなく金融資産も承継や運用まで含めて戦略的に分かりやすく解説されています。

 

 

最も印象に残った部分は、まえがきにも記載されていますが、相続後に「豊かでハッピーな生活設計」が描けることだという箇所です。幸い相続が争続にならなくても、残された人達が幸せになることが最大の目的なのです。

 

 

そのためには10年単位の長期的な資産運用を行う必要があります。相続が発生したため急いで対策を立てなければいけない方ではなく、長期間かけてじっくり相続と資産形成しようと思う方にぴったりの書籍です。

 

 

ただし、具体的な数字や個々の投資分野においては残念ながら迫力がありません。おそらくご自身で運用された経験が無いので、机上論に近い印象を抱きました。

 

 

この点を割り引いても戦略的な相続および資産形成を検討している方の入門書にはもってこいの書籍だと思いました。

 

 

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2013年

2月

02日

書評: 秒速で1億円稼ぐ条件

 

「ネオヒルズ族」としてテレビで引っ張りだこの与沢翼さんの2冊目の著書です。与沢さんは月収1億円のアフィリエイターで、株式会社フリーエージェントスタイルの代表取締役だそうです。

 

 

私はテレビを見ないので、与沢さんのことを全く知りませんでしたが、週刊 ダイヤモンドに記事がでていたのでその存在を認知しました。おもしろいことが書いてあるかもしれないという期待感で一読しました。

 

 

傑出した個人の能力で稼ぐ時代が到来したという考え方は、若者らしいバイタリティに溢れています。きっと与沢さんはすさまじい能力と突進力を持った方なのでしょう。

 

 

しかし、よく考えてみると年商50億円という売り上げは、何を売ることで獲得しているのでしょうか?この書籍を一読したかぎりではアフィリエイトの初心者に情報商材を売ることで、その巨額の年商を達成しているようです。

 

 

つまり、アフィリエイトという閉じた世界の中で行われているお金の奪い合いです。その世界での弱者である初心者アフィリエイターから、圧倒的強者である与沢さんにお金が流れている構図が浮かんできます。

 

 

また、この手のアフィリエイトビジネスを不労所得や自由を得る手段として宣伝していることに違和感を覚えます。このような参入障壁の低く変化の激しい業界は、立ち止まった瞬間に喰われてしまう弱肉強食の世界です。不断の努力無くして、この世界で10年間勝ち続けることは不可能でしょう。

 

 

このような基本的なことを知らずに本書の内容を鵜呑みにすることは危険であると感じました。しかし、内容の是非はともかくとして、こんな世界もあるということを知る意味では興味深い書籍かもしれません。

 

 

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2013年

1月

14日

書評: 会社にお金が残らない本当の理由

 

前回のお金の真実に引き続き、岡本氏の書籍です。2003年初版ですが、斬新な内容に驚きました(というか、私が知らなかっただけですが・・・)。

 

 

「ネットでラクラク儲ける〇〇〇」や「不動産投資でお金持ちになる〇〇〇な方法」のような、お花畑的な風潮に対する強烈なアンチテーゼです。

 

 

経営するとはどういうことかを、抽象論や学問的な観点からでなく実経験に基づいてリアルに解説しています。会社を経営する際には社長自身の独自の価値観が最も重要で、世の中の常識をベースにしていると倒産の憂き目にあうことが分かります。

 

 

これは、会社経営者だけでなく一般の人にも当てはまることで、他人と同じ価値観、行動、嗜好、生活をしていては生き残れないことを気付かせてくれました。 具体的にはストイックな準備と大胆な行動力、しかもリスクは最小限にし、豪華な生活におぼれることなく、しっかりと現在と将来を見つめ、歩んでいく。

 

 

また、経営を取り巻く外部環境という点では、資本主義社会という仮面をかぶった日本的社会主義システムのゆがみを冷静に分析し、そのシステムの隙間をついた生き残り策を提示しています。

 

 

経営をしているとどんなことが起こるか分からないので、岡本氏の自宅の名義は奥様だそうです。できるだけ社長個人名義の資産は持つべきではなく、担保に入っていない資産があるようなら身内や子供名義にしておくことを強調されていました。

 

 

最も重要なことは、自分の会社の競争力の向上と差別化を実現して収益を生みだすことで、裏の内部留保をつくり次なる投資を生み出していくことです。起業やスモールビジネスに興味のあるすべての方にお勧めの書籍です。

 

 

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2013年

1月

07日

書評: 私の財産告白

 

東京帝国大学教授にして、一代で巨万の富を築いた本多静六翁の自伝です。関東大震災や2度の世界大戦を生き抜いた著者の達観した境地が秀逸です。

 

 

まず、最も有名なのは「四分の一」貯金です。どんなに生活が苦しくても収入の1/4をまず貯金するという貯蓄の王道的な方法です。実際にこの方法を実践して投資の元手資金である「雪達磨の芯」を作りました。

 

 

次に「雪達磨の芯」を用いて株式や山林に投資します。株式は「二割利食い、十割益半分手放し」という堅実な方法で利益を積み上げます。山林は自分の本業の知識や経験を存分に生かして積極的に利殖しました。

 

 

こうした豊富な経験から、好景気・楽観時代には勤倹貯蓄を、不景気・悲観時代には思い切った投資を、時機を逸せず巧みに繰り返すことが重要と喝破しています。

 

 

具体的に自分が富裕になった方法を開示しつつ、ひたすら努力することを奨励しています。また、富裕になることで職業を道楽化することが可能となり、人生で最も幸福なことだとおっしゃられています。

 

 

私が最も感銘を受けたのは、巨万の富を築きながらも、本務に手を抜くことなく、むしろ職業を道楽化できたことで人一倍精励する自分に誇りを持っているところです。

 

 

私の仲の良い友人は、自分でリスクを取っている独立独歩の経営者がほとんどです。いくら小金を持つようになったとはいえ、自分のサラリーマン的な生き方に劣等感を抱き続けていましたが、この本に出会ってそのような感情が氷解しました。

 

 

 

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2013年

1月

01日

書評: お金の現実

 

新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い申し上げます。

 

 

年末年始は暇なので本をたくさん読んでいます。

今日は少し古いですが、お金の現実を紹介します。

 

 

 

著者の岡本氏は、税理士です。税理士という職業柄、多くの事業家を観察してきたことがこの本のベースになっています。まず、全体を俯瞰して最初の1/5の内容は秀逸です。この本は全部で5章から成り立っていますが、第1章の内容が秀逸なのです。逆に言うと第1章を読むだけで十分だとも言えます。

 

 

最も感銘を受けた点は、「資本主義の基本は、自分の得意なことで稼ぐ。そしてその稼いだお金で他人に得意なことをしてもらう」という古典派の経済学者リカードの論をやさしく説明しているところです。たとえ自分でできることであっても他人にしてもらった方が効率良いことは、お金を払ってでも他人してもらう方が効率的だということです。

 

 

この本には書いていませんが、不動産経営(投資)に関してDIYや自主管理を勧める風潮があります。DIYや自主管理の目的が単なる経費削減であるのなら、その時間を経営方針を考える等の経営者にしかできないことに割くべきだと思いますが、この書籍はこの考え方に対する論理的な裏付けを与えてくれました。

 

 

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2012年

10月

03日

書評: バフェットの銘柄選択術

 

やや古い本のためフレディマックを賞賛しているところが気になりますが、概ね良い本だと思います。

 

 

 

 

下記に気付いた要点を記載します。

 

・ 企業は5%の消費者独占型と95%のコモディティ型に分類される。

・ 消費者独占型企業とは強いブランド価値を持っているか、

  市場であたかも独占企業のような強いポジションを有している。

・ 消費者独占型企業を選び、コモディティ型企業は避けるべき

・ 消費者独占型企業であっても、安値で買わなければ意味がない。

・ 株式投資において重要なのは長期の複利効果

・ 利益の安定した消費者独占型企業の株を一種の債権として考える。

・ ROEと内部留保が成長のエンジンとなる。

・ 国債利回り以下の利回りでは投資する価値がない

 

 

 

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2012年

10月

02日

ウォーレン・バフェットの投資戦略 その2

 

ウォーレン・バフェットの投資戦略 その1 のつづきです

 

 

バフェットは株式投資家から神様のように崇められており、超長期投資の権化のように思われています。しかし、バークシャー社のアニュアルレポートからあぶり出される現実は、少し様相が異なるようです。

 

 

短期的な投機的な投資もすれば、上場株式だけで今日の成功を築いたわけではないようです。むしろ、上場株式投資は次善の策で、本質的にはM&Aによる企業買収を得意とするようです。

 

 

M&Aなどは個人投資家の参考にならないですが、保険事業からの”フロート”を用いた資金管理の重要性や、独特の投資哲学は一般の投資家にとっても大いに役立つと思います。

 

 

 

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2012年

9月

28日

書評: 空室対策のすごい技

 

知人が共同執筆者に名を連ねていることもあり購入しました。たくさんの大家さんが空室対策の本を出版されていますが、この書籍は、それらの総集編といった位置付けです。

 

 

現時点では、この書籍1冊を購入するだけで、世の中にでまわっている空室対策の70~80%を習得することが可能だと思います。

 

 

1冊の本でここまでまとまっている書籍は他にあまり無いので、コストパフォーマンスに優れた良書だと思います。

 

 

 

 

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2012年

9月

05日

書評:プロ法律家のビジネス成功術

 

課税所得2億円を稼ぐ行政書士として、また『通販大家さん』で有名な金森重樹氏の著書です。

新書版ですが、期待以上の内容でした。理詰めで富裕層になるための実践ノウハウと謳っているだけあって非常に読み応えがあります。

下記に私が感じた重要なポイントを記載します。

 

  • 交渉ごとにおいて成功するための考え方は、相手にリスクを与えないで自分が進んでリスクを引き受けることと、相手に経済的なメリットを与えること
  • 自分の強みを行かせる市場で、自分のルールで戦うというのが商売の鉄則
  • 事業で成功するためには選択と集中が重要である。何でも屋さんは価格競争に巻き込まれるため敗北する
  • 情報を発信する者に、全てが集中する
  • ある商材の提供を考えた場合は、その商材を提供するべき相手を、どのような名簿の構築によって、どこから発見できるかが重要である
  • 補助者は時給制で雇わず、成果制で雇う
  • インターネット革命により、士業の所得は今後限りなくゼロに向かって収斂していく。

 

成功者の思考方法を学ぶ上でも、お勧めの書籍です。

 

 

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2012年

8月

25日

書評: 優等生プアと劣等生リッチ


 

 

この本では「優等生」「劣等生」と言っているが、決して学校の勉強をおろそかにしろといっているのではありません。ここで言われている「劣等生」は単なるイメージです。他人に言われたことを鵜呑みにするのではなく、本質を掴んだ時点で自分の思うことを先ず行動するというところがリッチに繋がっているのです。

 

 

つまり、劣等生と思われがちな行動というのが、思い立ったら先ずやる事であったり、他人の助力を得ることであったり、もっと欲しいといったり、大胆に交渉したりすることなのです。

 

 

また、他人の助力を使う点は、この手の本によく出てきます。自分で何もかもやってしまいたいのが優等生ですが、変なプライドが邪魔をしてしまい、プアのままです。劣等生リッチはプライドなんて無く、あるのは自分の行動や信念に対する誇りなのです。

 

 

オリジナル性に固執せず、先輩の足跡を頼りに進むということも、著者は強調しています。すでに成功事例があるのなら、まずはそれを模倣するべきです。人に頼らずゼロからやるのは素晴らしいことですが、時間的・金銭的にはマイナスです。徐々に自分なりのやり方に進化させればいいのです。

 


最も重要な資産は自分自身、次に重要な資産は自分の時間。
自分自身と自分の時間、この二つを資産として意識することも重要です。無理して体を壊したり、気付けば自分の時間が全くなかったりでは結局意味が無いということです。

 

 

この本を読んで、自分のため、人のために、すぐに行動できることがリッチへの道なのだなと感じました。富裕層を目指すためにも、一読する価値のある書籍だと思います。

 

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