2016年
6月
25日
土
昨日は、国民投票で英国のEUからの離脱が決定してしまいました。投票結果が判明した時間帯で開いていた市場はモロに日本だったので、株価は暴落してしまいました。
当然、欧州市場も株価ち通貨も暴落、米国市場までかなり株式は売り込まれてしまいました。しかし、実際にBrexitが実現しても、リーマンショックほどの暴落ではなかったようです。
NYSEの株価は私の予想より下げ幅が小さかったですし、GLOBEXの日経平均先物は+300円で推移しています。まだ英国のEU離脱の衝撃を評価するのは時期早尚ですが、金融市場が麻痺する状況はなさそうです。
私は金融市場に2001年から参戦しているため、同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災などのショックを全て経験しています。今回の為替の変動率はこれらのイベントに比肩します。
しかし、中長期的影響はさほどではない印象を抱いています。もちろん、今回の英国のEUからの離脱はEU瓦解のトリガーを引いた可能性があります。
そうなると金融市場に大きな影響を及ぼしますが、単に英国がEUから離脱するだけなら、それほど大きな暴落にはならないと予想します。だからと言って準備をしないわけではありません。
できるだけ現金のポジションを引き上げて、不測の事態が到来することに備えておこうと思います。私は前回のリーマンショックの際に勝負をして資産を数倍に増やすことに成功しました。
今回も資産を増やす絶好のチャンスなのかもしれません。冷静に市場動向を観察しながら、準備だけはしておこうと思います。本当のチャンスなのであれば、リタイアの時期が少し早まるかもしれません。
2016年
6月
18日
土
先日、某証券会社の方とお話しをさせていただく機会がありました。この方が講師をされたセミナーを受講し、偶然にも懇親会で講師の方の前の席になったのです。
いくつか質問をしたのですが、その中にメッセンジャーアプリ大手のLINEの新規上場への対応法がありました。ご存知のようにLINEはニューヨークと東京市場で同時上場します。
そして、今回は2016年7月14日(木)にニューヨーク市場に上場してから、翌朝の7月15日(金)に東京市場で上場します。つまり、最初の値付けがニューヨーク市場でなされるのです。
LINEは、日本では非常に有名なメッセンジャーアプリですが、米国では無名の存在です。このため2016年7月14日(木)のニューヨーク市場では株価のミスプライシングが発生する可能性があると言われています。
そして、ニューヨーク市場が閉まってから数時間後に東京市場がオープンします。LINE株の需要の大きい東京市場では株価が高騰する可能性があります。
つまり、2016年7月14日(木)のニューヨーク市場でLINE株を先回りして購入することで、ミスプライシングが発生した場合には大きな利益を得ることができる可能性があるのです。
そして、今回のLINE株ではマネックス證券とSBI證券が、2016年7月14日(木)からニューヨーク市場でLINE株を購入できる措置を取りました。
この結果、米国に證券口座が無くても、2016年7月14日(木)にLINE株をニューヨーク市場で購入することが可能になったのです!これはすごいことだと思います。
ただし、私はLINE株を購入するのなら、「投資」ではなく「投機」するべきだと考えています。残念ながらLINEは上場する時期が遅すぎました。
2014年に上場できていれば、市場から調達した資金を用いてFacebookなどの海外の強力なライバルと伍していけたかもしれません。 しかし、2016年現在ではLINEは企業としてのピークを過ぎています。
世界的にはマイナーな存在で終わりそうです。このため成長期待でLINE株を購入すると痛い目に会う可能性が高いのです。LINE株の長期保有は郵政3グループ購入と同じ轍を踏む可能性が高いと考えています。
LINE株を購入するのなら、2015.11.4の郵政グループ3社のIPOと同じ心構えで臨むべきです。つまり投機と割り切って、7.14(木)にニューヨークで購入、7.15(金)に売却です。
しかし、このような誰でも思いつくような投機アイデアが実際に上手くいきそうかという疑問を講師の方にぶつけてみました。講師の方は、おそらくミスプライシングは発生しないとおっしゃられました。
残念(笑)。
2016年
6月
12日
日
最近、音声入力を実践するためにPHSからスマートフォンへの買い替えを検討しました。結局、現時点では使い物にならないので買換えは実現しませんでした。
その際に、以前に拝読したプレジデント・オンラインに連載中の金森重樹氏の連載を思い出したのでご紹介いたします。富裕層は「スマホ」と「コーヒー」に目もくれないです。
金森氏はゼロから富裕層に到達した本物の資産家です。プレジデント・オンラインには他にも何名か連載していますが、実績を伴わない単なるファイナンシャルプランナーとは明らかに内容が異なります。
今回のコラムの中で、金森氏はお金が貯まらない人の特徴を下記のように挙げていました。
①は出費する金額は少額ですが、毎日購入しているのでトータルではそこそこの金額になります。とは言っても、ひと月ではせいぜい数千円程度です。その程度の浪費は問題ないのでは?と思う方も多いでしょう。
もちろん、本当にそれだけで収まっているのならささやかな贅沢として許容されるものかもしれませんが、このようなメンタリティの持ち主は他にもたくさんの小さな浪費を重ねているものです。
②に関して、私は最も驚きました。あの金森氏もPHSなのか・・・と。私は自分以外でPHSを通信手段にしている人を見たことがありませんでした。
自分以外で初めてみたPHSを通信手段にしている人が金森氏だったことに驚くとともに、自分が金森氏と同じような考え方をしていることを知って、ちょっぴり嬉しかったりします(笑)。
私がPHSにしている理由は通信費が安いことと、ネットサーフィンする自分の時間がもったいないからです。ネットは情報を発信する場であり、過度な情報の受信は避けるべきだと思います。
ただ、金森氏はクレジットカードまで所有していないようです。確かにクレジットカードを所有しているとついつい浪費してしまいがちです。さすがの私もクレジットカードを手放すことは難しいと感じました。
③のコンビニは、私もほとんど利用することはありません。家から徒歩数十秒のところにコンビニがありますが、価格が高いためほとんど行く機会はありません。
今回、金森氏が挙げているお金が貯まらない人の3つの特徴には、私は全て当てはまりませんでした。しかし、考えてみればほとんどの人は上記の3つ全てに当てはまるのではないでしょうか。
②はハードルが高いかもしれませんが、①②は比較的簡単にクリアできると思います。上記に該当する方は、自分の生活習慣を見直すとともに、浪費に対するメンタリティを再確認してもよいかもしれませんね。
2016年
6月
05日
日
先週の話題のつづきですが、最終的には共著ではなく私ひとりでの出版になる可能性が高まりました。ペンネームでの出版になることがネックですが、共著相手のやむを得ない事情をお伺いすると仕方ありません。
さて、出版するとなるとそれなりの分量の文章を書く必要があります。私は複数のサイトを運営しているため、毎日文章を書いています。このため文章作成には特に抵抗感がありません。
しかし、サイト運営が私の本業ではないため、そこに割ける時間はせいぜい1日30分程度が限度です。おそらく原稿を作成する時間も限られたものとなるでしょう。
この状況を打破する方法が無いかを思案していると、音声入力を使って文章作成するという書籍を発見しました。それは野口悠紀雄氏の 話すだけで書ける究極の文章法 です。