2017年
4月
15日
土
2017.4.3号の全国賃貸住宅新聞で興味深い記事がありました。亀岡大郎のトップ対談です。この企画は、全国賃貸住宅新聞・社主である亀岡大郎が賃貸業界の著名人を招いて対談する企画です。
私は、亀岡大郎氏の上から目線の発言が嫌いなのですが、このムカつく(笑)企画が延々と続いてるのは、社主の意向が強く働いているのでしょう。
さて、今回の対談は、管理業と家主業の両輪で成長する東京ディフェンス(東京都品川区)の山田邦博社長でした。山田社長は、まだ45歳の2代目社長です。
最近の不動産業界では、1980年台に起業して、バブルの荒波を乗り切った創業社長からバトンタッチされる若手社長が多くなってきています。東京ディフェンスも典型的な例ですね。
しかし、過去の対談で登場した会社と異なり、東京ディフェンスは、先代社長の教え「借金をしないこと」を守りながら、堅実な経営方針を貫いています。
銀行からの融資で事業の拡大を図る企業が多い中で、マンション・ビルの管理を都内で約5700戸、家主業で19棟約450戸を保有しているとのことです。無借金でこのレベルは驚くべきことです。
対談の中で亀岡氏はいつもの上から目線で、会社を大きくするのに必要な3つのポイントの持論を展開されました。
特に、③の借金をしないと同業他社にどんどん差をつけられると主張しています。これに対して山田社長は、成長ペースはゆっくりで、4億円規模の物件を2年に1棟ずつ増やすことを目標にしているそうです。
う~ん、素晴らしいです。亀岡社長のイケイケドンドンよりも山田社長の堅実さに好感を持てます。ちなみに東京ディフェンスの年間売上は約10億円・利益率は28%だそうです。
一代で、このレベルに到達するのはなかなか難しいです。しかも、親子2代に渡って、先代社長の教えを守って、リレー方式で資産を継承して育てていくことはもっと難しい。
資産形成・資産継承とも、あまり他に類をみない成功例ですが、このような企業が存在することに大きな感銘を受けました。世の中すごい一族が居るものですね。
2017年
4月
01日
土
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