キャンプキンザー
牧港補給地区とも呼ばれます。キャンプキンザーにある多くの施設は、同基地で暮す家族を援助するために設立されたもので、キンザー小学校、託児所や人的役務所など重要な施設があります。
また、軍需物資の貯蔵や補給・修理などのための巨大な倉庫・兵舎があり、米軍の極東随一の総合補給基地となっています。
キャンプキンザーが占める土地のうち、約90%は私有地で、年間45億円を超える賃借料が地主に支払われています。
普天間飛行場同様、近年の間で返還される予定があります。同市の市街地と西海岸開発計画地域の間に位置するため、返還後の利用価値も高いとされています。
ただ、キャンプキンザーの返還は 普天間飛行場の移設と深く連動しており、名護市の辺野古に基地が完成しなければ、返還されることが難しい米軍施設です。
返還予定のある『C物件』で、 2012年10月現在では倍率31倍前後で取引されるケースが多いようです。