1棟マンションやアパートは、不動産投資の王道のジャンルです。都心から郊外、新築から中古、木造からSRCまで幅広い物件があります。ほとんどの不動産投資家は、このジャンルの物件を所有しています。下記に長所と短所を記載します。
長所
・ 物件数が多く、購入できる物件の選択肢が広い
・ 参考書籍や実践者が多いので、情報が豊富にある。
・ 土地付きなので担保評価が高い
・ 物件や属性にもよるが、融資を受けやすい
短所
・ 売買価格が大きい
・ 供給過剰なため、客付けに苦労することが多い
・ 修繕費などのメンテナンスコストが高い
・ 管理にコストがかかる
成功している大家さんは、不良債権処理のため不動産市場が凍りついていた2000年代前半に参入した方が多いです。現在は金融モラトリアムの影響もあり、売買価格が高止まりしている一方で賃料は下落傾向にあるため、参入するタイミングとしては微妙な時期だと思います。下記は代表的な成功大家さんの執筆された書籍です。
最近は、多くの地域で賃料下落と空室率上昇が深刻です。ネットやスマホの普及で、入居希望者さんの部屋探しがインターネットにシフトしてきています。従来、賃貸不動産の大手ポータルサイトに、個人の大家さんが直接募集することは不可能だったのですが、賃貸直接募集ナビ の登場で直接募集が可能となりました。空室対策の一環として有用な手段のひとつだと思います。